だれかに話したくなる本の話

創業間もない「ナイキ」と日本企業の意外な関係

『SHOE DOG 靴にすべてを。』(東洋経済新報社刊)

*この本は文化放送「The News Masters TOKYO」にて6月19日火曜日放送で新刊JP編集部・金井が紹介した一冊です。

2017年に出版されたビジネス書の中で最も優れた本を表彰する「ビジネス書大賞2018」で大賞に輝いたのは、とても泥臭い一冊であった。
マッカーサーの「ルールを守ったことでなく、ルールを破ったことが人々の記憶に残る」という言葉を何度も引用しながら、未来を夢見るスタートアップの明るい側面だけでなく、その暗部や日本企業や政府との交渉の裏側まで描こうとする。

SHOE DOG(シュードッグ)

SHOE DOG(シュードッグ)

世界最高のスポーツ用品メーカー、ナイキを創った男の物語。