だれかに話したくなる本の話

日本でも注目! フランス発の認知症ケア「ユマニチュード」とは?

『家族のためのユマニチュード』(誠文堂新光社刊)

厚生労働省によれば、認知症の高齢者(65歳以上)は約462万人と推計されており、さらに「正常でも認知症でもない」という中間の段階の症状(MCI)を持つ人は、約400万人いると言われています(いずれも平成24年のデータ)。

認知症の人を家族が介護をする際、その人の過去を知っているぶん、認知症の症状が進む中で相手にどう接していいのか分からなくなってしまい、混乱と不安に陥ってしまいがちです。

そうした中、フランスで40年近く実践されてきたケアメソッドが今、日本で注目を集めており、NHK「あさイチ」などで取り上げられるなど話題になっています。

家族のためのユマニチュード “その人らしさ"を取り戻す、優しい認知症ケア

家族のためのユマニチュード “その人らしさ"を取り戻す、優しい認知症ケア

フランスで40年近く実践されてきた、“人間らしさ”を尊重するケア技法とは?