だれかに話したくなる本の話

ソ連に操られていた…アメリカが隠していた「不都合な真実」

『ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動』(扶桑社刊)

第二次世界大戦から朝鮮戦争、そして冷戦。
現在へと続く戦後の歴史は「アメリカ覇権の歴史」でもある。

そのアメリカが今、「ある文書」によって自国の戦中・戦後史の見直しを強いられていることをご存じだろうか。そして、この歴史の見直しは日本にも暗い影を落とすものかもしれない。

■ソ連の暗号解読が引き当てたとんでもない事実

ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動

ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動

封印されてきた歴史の真実。第二次世界大戦時、アメリカはソ連の諜報活動に操られていた!近現代史の書き換えを迫る第一級の史料。