だれかに話したくなる本の話

新刊JP編集部が話題の「Amazon Kindle」をプレイしてみた

れはある日突然の出来事だった。
 電子書籍を巡る動きを追う新刊JP編集部のもとに、Amazon.comから届けられた1箱のダンボール。



 「なんだ、なんだ?」と人だかりが出来るなか、ミーハーでお馴染みの編集部Sが言う。
 「あ、これ僕が買ったんですよ。今、話題のあれですよ」。

 「あれ?」



 中身をあけてみると…



 なんと、そこには「Amazon Kindle」が!

 話題の電子ブックリーダー「Amazon Kindle」が新刊JP編集部の元にやってきたのだ。
 画面が6インチのタイプ。価格は259ドルで、日本円にしておおよそ23000円。
 さっそく編集部Sの了解のもと、ダンボールから出してみる。



 「Amazon Kindle」の本体は意外と軽く、そして何より薄い。0.36インチだから、1センチにも満たない薄さだ。カバンに入れても全然かさばることなく、むしろ本の方が重いくらいだろう。
 実際に起動してみる。



 スクリーンは紙とまではいかないが非常に滑らか。英語のみに対応しているため、まるで英語の教科書を読んでいるようだ。

 操作は基本的に右下にある四角いパッドと両端にあるボタンで行う。両端のボタンはページを捲るときに使う。四角いパッドは本を選ぶ時などに使用。若干小さめだが、親指で操作する分には問題ない。

 しかし、ページの画面が変わる瞬間、思わぬ出来事が。



 おお!一瞬、真っ黒になった!

 ページが変わるたびにその瞬間、一瞬だけ真っ黒に暗転するのだ。ちょっと驚く編集部員たち。故障か?と思えばそうでもないようだ。液晶画面ではないため、ページを「書き換える」瞬間に暗転してしまうらしい。

 こんな感じでAmazon Kindleを触れてみた。

 個人的な感想を述べさせてもらうと、フォルムのデザインそのものは良い。薄く、そしてシンプル。書籍を読ませるという一点のみに絞っているため、とても実用性があった。また、何処でも本をダウンロードできる上に、どの本もサンプルとして冒頭50ページが無料で読めるのは嬉しい機能だ。

 しかし、ページ画面が切り替わる際に一瞬真っ黒になったりするなど、若干イラつく面もあった。これは慣れるまでの辛抱だろう。また、個人的には紙の質感が好きなので、それが書籍から消えるというのはちょっと寂しい気もした。

 「読書」にフォーカスしてあるため、遊びの要素は少ない。しかし、マインスイーパーがデフォルトで入っていたり、mp3を聴くことも可能となっている。
 意外に便利だという印象だったが、どのように日本人の読書スタイルに適応していくデザイン・機能になっていくのか。今後の電子書籍の発展が楽しみだ。
(新刊JP編集部/金井元貴)