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0でも億万長者 非常識な3つの稼ぎ方

定価 :

1,300円+税

著者 :

坂本 好隆

出版社:

アイバス出版

ISBN :

4907322003

ISBN :

978-4907322007
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解説

どんな形であれ、成功を収められる人には共通した習慣があるものだ。

それはコミュニケーションのスキルであったり、しっかりと準備・計画していたりと様々なものがあるが、これらは間違いなく言えることだろう。

  • チャンスを見定める目を持つ
  • 成功者のやり方を真似る
  • なるべく早めに動き出す(勉強を始める)

どこにチャンスが転がっているのか分からないもの。多くの人が面倒くさいと思うことにビジネスチャンスがあり、それを的確に掬いあげる目を持つことが成功につながる。
また、成功者のやり方を真似ることも、動き出しを早くすることも重要なことだ。成功の方法論を学ぶのであれば「真似る」ことが最も即効性が高い。準備をしっかりした上で勢いをつけてスタートすれば、欲しい栄光は一気に近づく。

もちろん、失敗やトラブルはつきものだが、そこは学んで克服していくしか他はない。

ネットビジネスで財をなした坂本好隆氏もその一人である。『0でも億万長者 非常識な3つの稼ぎ方』(アイバス出版刊)には、どん底人生からの逆転ストーリーが本人によって語られている。

■ 三度、「天国から地獄」を味わう

若い頃の坂本氏はとことん不運に見舞われてきた。

19歳で初めてサービス業に就職し、がむしゃらに働いた結果、最年少で昇格。1年で店長になる。その後その仕事が認められ、本部に移動することになり22歳にして年収1000万円プレーヤーまで上り詰める。

ところが、派閥争いに巻き込まれ3年後に離職。年収1000万円の生活から、時給数百円のバイト生活に戻ってしまう。しかし、坂本氏はこのときのことを「新しい世界で経験を積むことができた」とポジティブに捉えているようだ。

26歳のときに老舗パチンコ店に就職して再びチャンスを得ると、今度は月収100万円に。しかし、順調に仕事が進んでいた矢先に、経営者が大病を患い、坂本氏が精魂込めて作り上げた繁盛店は閉店。次のステージへ行こうとしていた坂本氏は31歳にして突然無職になってしまう。

その後、独立してコンサルタント会社を立ち上げるも、取引先に1700万円もの大金をだまされ、借金地獄に…

3度目の天国から地獄を味わった中で出会ったのが、インターネット通販サイト「Amazon」を利用したネットの転売ビジネスだった。

■ 何度も0になりながらも復活を果たした億万長者のマインドとは?

そこからの坂本氏の復活劇やビジネス書の手法は本書のほかに、前著の『Amazonで億万長者』(アイバス出版刊)なども詳しいが、いずれにしても坂本氏は置かれた環境の中でも、しっかりとビジネスを成功させてきたことがわかる。

では、何度も0に戻りながらも、再起を果たしてきた彼が持っているマインドとはどういうものなのか?

先に挙げた「チャンスを見定める目を持つ」「成功者のやり方を真似る」「動き出しを早くする」というのは実は本書に書かれている成功のためのポイントだ。

  • 誰もやらないことに視点をあててビジネスチャンスをつかむ
  • 最短距離で成功をつかむために成功者を完コピする
  • 常識や普通を疑ってかかり、非常識な発想を持つ
  • 「今がチャンス」と思ったときにとことん勢いをつける
  • ライバルたちと差をつけるために1日も早く勉強すること

意外と地味で泥臭いものが多いと思うかもしれない。しかし、こうしたポイントの一つ一つを確実に実践していくことが、億万長者のマインドにつながっていくのだろう。

ここでは0から成功者となった坂本氏の半生と、彼が持っているマインドを取り上げたが、本書ではこの他に最先端のネットビジネスや"非常識な稼ぎ方"も紹介している。

今最も稼げる市場はどこにあるのか? ネット転売ビジネスをするならどこを使うべきか? 坂本氏が今注目している最もホットなビジネスの現場を知ることができるだろう。

(新刊JP編集部)

書籍情報

プロフィール

坂本 好隆 ( さかもと・よしたか )

1973年8月10日生まれ。愛知県春日井市出身。若水中学校卒業。 株式会社ライトニング プロデュース 代表取締役。 平成25年6月から副業転売を始めて、月商2400万円を最速6か月で達成。同年12月度の利益は550万円を稼ぐことに成功。決して華やかではなかった成功までの道のりだが、転売開始後約2年で1億8000万円以上を売り上げる。さらに著者のノウハウを学ぶ教え子1,500人が6ヶ月の短期間でトータル5億円以上売り上げ、現在もなお多数の実績者を輩出。 著書に『Amazonで億万長者〜私がAmazon転売をきっかけに成功できた理由〜』『錬金術で億万長者〜もはや誰でもお金持ちになれる28の裏ルール〜』(いずれも アイバス出版)がある。

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目次

  1. 第1章 大逆転人生
    1. 生い立ち
    2. 3度の地獄
    3. 発見! 逆転のきっかけ
    4. 一点集中!
    5. 時代は変わる!
  2. 第2章 成功へのステップ
    1. 誰でも稼げる物販ビジネスとの出会い
    2. あなたにも出来る簡単ビジネス
    3. お金を生む商品の仕入れから販売までの流れ
    4. 倍々ゲーム!
    5. 稼げる市場の移り変わり
  3. 第3章 もっと身近な独立ビジネスチャンス!
    1. 新しく簡単に稼げる市場
    2. メルカリで月に稼げる額は?
    3. カード資金がなくても大丈夫!
    4. 稼げる狙い目の商品とは
    5. さらに稼げる市場へ
  1. 第4章 これはヤバイ!
    1. 億を稼げる市場
    2. 億を稼ぎ出す考え方
    3. 実際に稼げる額を試算
    4. 安く買って安く売る!非常識な稼ぎ方
    5. 稼ぎ方は無限大!
  2. 第5章 0から億万長者になる秘訣
    1. 裏の思考
    2. 完コピ!
    3. 非常識になれ!
    4. 初動が大事!
    5. 全ては知るか知らないかだけ!

インタビュー

■ ネットビジネス成功者が明かす “元手0からでも稼げる”考え方

お金を稼ぐ力がある人はどこでもやっていけるというのは真理だろう。
それは企業に属していても、独立していても同じ。資金0だとしても、最終的には稼げてしまう。

では、そんな力を身に付けるにはどうすればいいのだろうか?

『0でも億万長者 非常識な3つの稼ぎ方』(アイバス出版刊)の著者である坂本好隆さんは、三度の失敗を経て、Amazonを使った転売ビジネスで成功をおさめた人物。
本書では坂本さんの半生から、どのようにネットで儲けを出してきたか、そして億万長者になるための「非常識な稼ぎ方」を教えてくれる内容となっている。

彼が教えてくれる「稼ぐ力」を身に付けるマインドとは一体なんだろうか? お話をうかがった。

■ まずは「安く買って高く売る」ではなく「安く買って安く売る」

――3冊目となる『0でも億万長者 非常識な3つの稼ぎ方』を上梓されました。1冊目はAmazonを使った転売ビジネスの方法、2冊目はネットビジネスのノウハウ+マインド的な側面を書かれていましたが、今回は網羅的な内容となっています。

坂本:この本のテーマは、表紙にも書いてあるように、健康や自由時間、夢といった願望を叶えるためにすべきことです。それは、「0でも億万長者」とあるように、元手が0でもできるんですね。資金がなくても億万長者になれる道筋をこの本で示したつもりです。

―― 坂本さん自身、第1章の「大逆転人生」でも明かしているように、三度“地獄”を見ながら、その度にゼロから復活しているんですよね。

坂本:そうなんですよ(笑)。7~8年おきに地獄がやってくるんですけど、その度に起き上がっていますし、何より再起を図って、結果的にその前よりも成長できているんですよね。だから、読者の方々に「こういう人がいるんだ」と勇気づけられればと思っています。

――また本書では、これまでのAmazonを使った転売ビジネスから広がり、メルカリやQoo10といったネットサービスを使ったビジネスを紹介していますね。

坂本:最初の本ではAmazon転売がメインでしたが、その頃からかなり変化しています。メルカリやQoo10はまさに新しく出てきたマーケットで、その中で儲けるための方法もさまざまなものが出てきています。

実際のところ、このマーケットの移り変わりは激しいものがあります。いつも半年先の未来予想図を考えてマーケットを見ているのですが、頻繁にその予想図を修正しなくてはいけないくらいです。ただ、そういった変化に気づく癖付けができていれば、稼ぐことができるはずなんですね。

――第4章でご説明されていた、「安く買って高く売る」という転売ビジネスの定説をくつがえす「安く買って安く売る」というある意味非常識なビジネスの方法も、変化に対する気づきから出てきたものなんでしょうか。

坂本:そうです。確かに「安く買って高く売る」というのは、転売ビジネスの基本です。これができなければ儲けは出ません。

ただ、今は「安く買って高く売る」だけではなくて、「安く買って安く売る」というやり方も儲けるために必要だということなんです。そこに気づくには、自分がやっている転売ビジネスを「ネットショップ」として捉える必要があります。

ネットで物を売り買いする上で、重要視されている指標が値段のほかにもあるんです。それは評価であったり、取引件数といったものです。ようは信頼ですね。それが高くなれば、ある程度値段が高くても買ってくれるようになる。

だから、最初に商品を出した時はまずその指標を上げることから始めて、自分の店を売れる店にすることが、爆発的に儲けるための近道になりえるんです。

――先を見て、どのくらい儲けたいかを考えた時に、必ずしも「いきなり大きな利益が出る」ことが正解ではない、と。

坂本:そうですね。2倍、3倍売れるショップを作るように仕込むんですよ。

また、Amazon、メルカリ、Qoo10といったそれぞれのマーケットで転売ビジネスをやっていると、それぞれに特殊な仕様があることに気づくはずです。評価を上げるにはどうすればいいか、とか。

もちろんそれをマーケット側が教えてくれることはないですけど、私はその仕組みが分かっているので、売れるネットショップをどんなマーケット上でも作れるわけです。

だから、転売ビジネスをされている方やこれからしようとしている方は、「ショップ」を運営すると考えた方がいいかもしれません。たくさん売ることをまず考えて、ライバルたちよりも売れる店作りをする。長い目で見ると、そちらの方が断然儲かります。

■ 億万長者への入り口は「長い物には巻かれろ」という精神!?

「億万長者になってみたい」――そう一度は夢見たことがある人は少なくないだろう。
しかし、なぜ成功者は成功をできたのだろうか。そこには、彼らだけが持っているマインドがあるはずである。

そんなことを教えてくれるのが、ネット転売ビジネスで成功をおさめた坂本好隆さんが執筆した『0でも億万長者 非常識な3つの稼ぎ方』(アイバス出版刊)だ。

坂本さんは、成功者は「非常識」であると言う。非常識とは一体どういう意味なのだろうか? 成功者のマインドについて、深堀りをして聞いてみた。

■ 億を稼げる人は「ぶっ飛んでいる」!?

――インタビュー前半では、転売ビジネスにおける稼げる「ネットショップ」の作り方について教えていただきました。ここからは本書のもう一つの軸「億万長者になるための秘訣」について聞いていきたいのですが、億を稼ぐために必要なマインドとは一体どんなマインドなのでしょうか?

坂本:そうですね…。ぶっ飛んでるということですかね(笑)。もう少し言えば、恐怖心をあまり持たないことがポイントだと思います。あとは、待てる人。長く続ければ続けるほど、ライバルたちは勝手に自滅していくので、最初は稼げなくても稼げるようになります。

――なるほど。

坂本:また、「億を稼ぐ」というときに、多くの人は勘違いしているのですが、右肩上がりで売上が上がっていくということはほとんどないんです。伸びるときに一気に伸びる。それこそ直角くらいですよ(笑)。

ただ、伸びが鈍かったり、一時的に右肩下がりになったりすることもあるでしょう。そこでやめてしまうと稼ぐことはできない。

――伸びないと精神面でもかなりプレッシャーですよね。

坂本:だいたいの人は途中で折れてしまうんです。それで失敗する。でも、上手くいかなければ、すぐに手を引くって常識的な考え方ですよね。億万長者になれる人は非常識感を持っているから、心は折れないわけです。

また、自分よりも格上の人とコラボレーションができる人も成功しますね。自分が持っているものが1で、相手が持っているものが10000だとしたときに、足して2で割ると5000ですよね。そうなると、コラボによって自分が5000の力を持てるようになるんです。

――他者の力を利用するということですね。

坂本:長い物には巻かれろとはよく言うものですが(笑)、自分の資金がなくても、提案をして一緒にコラボレーションしたり、その人のもとで丁稚奉公的に働ければ、自分のやりたいことはできるはずです。

――坂本さんはそういった億万長者のマインドをどのように身に付けたのですか?

坂本:経験は大きいですね。ただ私は、スキルはお金になると思っていたんです。だから「物を売るスキル」というのを身に付けました。

――それは具体的にどのようなスキルなのでしょうか。

坂本:お金を借りたいと思っているけれど、「貸して」といっても周囲の人は嫌がるでしょう。そこで、お金ではなくて、その人にとっての不用品をもらうわけです。それを、物を売るスキルをいかして売ってあげる。そして、マージンをもらう。物を売るスキルがあれば、お金を稼ぐことができます。

――それはまさに商売人の考え方ですね。

坂本:そうです。人と一緒に何かをしたり、お金を変えたり、というスキルを持っている人は稼げます。それができるようになるには勉強ですね。

――ただ、スキルをいくら勉強で身に付けても実践しなければ意味がないのではないでしょうか。そして失敗を恐れて、実践してもなかなかいかせないという人は少なくないと思います。

坂本:失敗を怖がっているなら、その恐怖は妄想でしかないと思います。そもそも、ビジネスの勝率は1割、2割くらい。その確率でヒットさせれば大きく儲けられます。8、9回は失敗するわけですから、失敗を恐れても何も得にもなりません。

成功した方々の話を聞くと、彼らは100%成功しているように聞こえてきますが、失敗を言わないだけです。むしろ「1割成功したらラッキー」くらいに思っているはずです。ただ、成功に対する質の高さはかなり追い求めていると思いますが。

――「失敗しないようにする」という発想ではいけない。

坂本:率よりも勝ち方ですね。勝つべき時に勝てばいいんです

――もう一つ、ビジネスチャンスをつかむための視点を得るために、坂本さんが普段心がけていることを教えて下さい。

坂本:私はトレンドにこだわっています。ヤフーのリアルタイム検索ですとか、今は何がトレンドなのか、世の中で何が注目されているのか、そこに儲けるためのヒントがあるんです。

また、テレビを観ていて、「ふと気付いたけれど最近よく見かけるなあ」と思うものってあるじゃないですか。そこにはお金がまわっているわけだから、何故これが儲かっているのかを考える。聞いたり見たりしただけで終わるのではなく、掘り下げることが大事ですね。

――では最後に、『0でも億万長者 非常識な3つの稼ぎ方』をどのような方に読んでほしいですか?

坂本:最近では企業が副業を認めるなど、働き方に大きな動きが出てきていますよね。副業を認めるということは、いつリストラされてもおかしくないという社会の到来だと思います。だから、男女問わず、将来に不安を抱えている人たちにはぜひ読んでほしいですね。勇気を与えたいと思って書きましたから。

(了)

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