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月10万円ラクに稼げる 「スマホせどり」入門

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解説

働く女性も時間が取れない主婦も!
「メルカリ」を使った副業が話題

「今月もカツカツで過ごしています」「趣味にかけられるお金がもう少しあればなあ」、そう悩んでいる女性は多いはず。

今ある収入にプラスして、少しばかりお金を稼ぐための方法としては「副業」があります。でも、がっつり時間を取られたり、特殊なスキルが必要なイメージはありませんか?

しかし、人気のフリマアプリ「メルカリ」と、ネット通販サイト「Amazon」を駆使することで、スマホ一台あれば、誰でもかんたんにできてしまう副業があるのです。その方法を『月10万円ラクに稼げる 「スマホせどり」入門』(斉藤啓太著、日本実業出版社刊)からご紹介しましょう。

空き時間やオフタイムで手軽に出来ちゃうお小遣い稼ぎって?

「ネットせどり」とは、「Amazon」「楽天市場」などのネットショップや、「ヤフーオークション」などのオークションサイトなどで高価で売れる品物を仕入れ、それを転売するビジネスです。

つまり、商品を「安く」仕入れて「高く」売るという考え方が核になります。

「せどり」は歴史的にも古いビジネスで、元々は古書店などで行われていたものです。現在インターネットが発達して誰もが手軽に物を売ることができる時代になったため、副業として大いに注目を集めているというわけです。

普通、「ネットせどり」はパソコンを使って行うことが多いのですが、今回の方法ではフリマアプリの「メルカリ」を使うため、スマホのみでビジネスをすることができます。それも手軽さの一つといえるでしょう。

みんなが大注目! 「メルカリ」が人気の理由って?

フリマアプリは、不要になった服や小物などの物品を個人間で売買できるスマホ向けアプリ。「メルカリ」をはじめ、「ラクマ」「フリル」などたくさんのアプリがあるのですが、それらの中でも特に「メルカリ」がおすすめだといいます。

メルカリのサイト画像

その利点は、利用者が多いということ、誰でも出品できること、そしてスマホのカメラを使ってわずか3分で出品できてしまうお手軽さです。

また、出品者と購入者が直接お金のやり取りをしない売買システムが構築されており、ユーザーが安心して取引できるようになっているのもポイントだそう。

「メルカリ」には誰もが出品できるフリマアプリだからこそ、目玉商品が安く出品されていることがあります。ここで仕入れた商品をAmazonで販売するというのが、この「スマホせどり」の方法なのです。

気分はカリスマバイヤー!? 目利き商品を仕入れて高値で売ろう!

「せどり」ビジネスの鍵は、商品の仕入れにあります。高く売れる商品を安く仕入れることで自分の利益を最大限増やすことができるというわけです。

稼げる商品には傾向があります。『月10万円ラクに稼げる 「スマホせどり」入門』にはどのような商品が狙い目かが書かれていますが、例えば「限定品」やライバルが少ない「携帯電話」ジャンル、ネットせどりでは鉄板の「中古ゲーム品」などがあげられています。

メルカリを使う女性のイメージ画像

ほかにも、「メルカリで儲かる商品が見つかるポイント」として以下を紹介しています。

  1. (1)「いいね!」がたくさんついている
  2. (2)お得な商品を出品している出品者の他の商品をマークする
  3. (3)SOLD OUTになっているお得商品を出している出品者をマークする
  4. (4)出品されたばかりの商品を中心に探す

詳しい商品の内容や検索方法については、本書を参考にするとよいでしょう。この部分は「目利き」としての力をいかに養っていくかが求められるので、じっくり商品のリサーチテクニックを身に付けていきましょう。

スマホを片手に手軽にできてしまう副業「スマホせどり」。毎月お金に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)

インタビュー

スキマ時間にスマホ一台で月10万円!
フリマアプリでできる注目の「副業」

斉藤啓太さん写真

フリマアプリとして定着した「メルカリ」。今年は6月には日米合計で4000万ダウンロードを達成し、国内に限れば3000万ダウンロードというモンスターアプリだ。

その「メルカリ」で商品を仕入れ、「Amazon」で売るというスマートフォン一台あればできる「スマホせどり」が話題になっている。

インターネットを利用したせどりビジネスは手軽にできる副業、お小遣い稼ぎとして実践者も多くいるが、この「スマホせどり」はパソコンではなくスマートフォンさえあればできてしまうのが特徴だ。

月10万円ラクに稼げる「スマホせどり」入門』(日本実業出版社)の著者であり、「メルカリ」がブレイクする前からせどりビジネスで利用してきた斉藤啓太さんに、「スマホせどり」のイロハについてお話をうかがった。

「スマホせどり」、なぜ「メルカリ」で商品を仕入れるの?

―― これまでのネットせどりはAmazonやヤフオク!など、パソコンを使ったビジネスが中心でしたが、この「スマホせどり」はスマートフォンだけでお小遣い稼ぎができてしまうという点が新しいです。

斉藤:そうですね。せどりは、商品を安く仕入れて、別の場所で高く売るというビジネスですが、この「スマホせどり」は「メルカリ」というフリマアプリを使って商品の仕入れを行います。

お小遣い稼ぎや副業としてネットせどりをはじめる場合、家にいる時間やスキマ時間に片手間でやるという人が多いと思いますが、「メルカリ」はアプリなのでいつでもどこでもできるのが大きな利点です。

また、出品のしやすさから、多くの人が利用をしています。そのためか、まだ商品の相場観が定まっていないところがあるんですね。だから思わぬ掘り出し物が格安で手に入ることもあるんです。

―― 他に「メルカリ」で仕入れをするメリットについて教えて下さい。

斉藤:「メルカリ」では、「エスクローサービス」という売買サービスが構築されています。出品者と購入者が直接お金のやり取りをせずに取引できるので、お金が振り込まれない、商品が送られてこないといったトラブルに悩まされなくなります。

なので、今までインターネットで物の売り買いをしたことがない層の方々がたくさん使っています。初心者も取引に対して不安を持つ必要はありません。

ただ、もちろん商品説明の部分に「新品」と書かれていたのに使った形跡があった、説明と違う商品が送られてきたなど、出品者のモラル的な部分でトラブルになることがあります。

そうしたトラブルを未然に防ぐためにも出品者の評価などをチェックしておくべきでしょうね。

―― 斉藤さんの提唱されている「スマホせどり」では、「メルカリ」で仕入れた商品を「Amazon」で売ることをすすめています。これは何故ですか?

斉藤:「メルカリ」で出品してもいいのですが、先ほど言ったように相場観を持っていないユーザーが多いのと、「Amazon」の方が在庫管理含めて段違いで出品がラクという点があげられます。

Amazonの配送代行サービス「FBA」(フルフィルメント・バイ・アマゾン)は、出品者が商品をFBAの倉庫に納品すると、商品の保管から注文処理、ピッキング(商品の仕分け)、梱包、発送までをAmazon側が代行してくれるというものです。

もしこのサービスがなければ、私自身、せどりビジネスで成功することはできなかったと思います(笑)。すべての商品を自宅に保管しないといけなくなるわけですから。基本的にはこの「FBA」を使うのが確実ですね。

斉藤啓太さん写真

―― 「Amazon」の出品もスマホだけでできるのですか?

斉藤:はい。スマホ向けに「amazon seller」というアプリがあるので、それを使って出品します。詳しい手順は拙著で説明しているのでぜひ参考にしてみてください。

―― フリマアプリは「メルカリ」のほかに「ラクマ」など複数ありますが、使い分けなどは必要ですか?

斉藤:基本的には「メルカリ」に絞った方が良いと思います。一番出品数が多く、その分商品も安く探すことができるので。

これからネットで副業を始める人に
先駆者が「成功のコツ」を伝授

斉藤啓太さん写真

スマートフォン一台があれば、スキマ時間でできてしまう「ネットせどり」ビジネスが副業として注目を集めつつある。その舞台は「メルカリ」と「Amazon」だ。

こうした転売ビジネスは、いかに安く、良い商品を仕入れることができるかが鍵になるが、『月10万円ラクに稼げる「スマホせどり」入門』(日本実業出版社)の著者である斉藤啓太さんは、「メルカリ」による仕入れを強く勧めている。

それは一体なぜなのか? これから副業を始めたいと思っている人に向けて、「ネットせどり」における仕入れのコツを斉藤さんにお聞きした。

「ネットせどり」は仕入れが大事! いかに安く仕入れるには?

―― これから「スマホせどり」を始めてみようと思っている人もいると思います。確実に儲けを出すためにまずは何をすべきでしょうか。

斉藤:こういう場合、仕入れの商品をどうすべきか、高く売るにはどうすればいいかといったことを最初に気にすると思います。

もちろんそれも重要なのですが、初めて挑戦してみるときは、まずインターネットでの個人売買に慣れることが大事ですね。それこそ「メルカリ」は手軽に出品できますし、「Amazon」や「ヤフオク!」ほどハードルは高くありません。

「メルカリ」で不用品を出品してみて、「売る」という感覚を身に付けることが大事です。また、「メルカリ」は取引相手からコメントが届きます。質問だったり、値引きのお願いだったりというコミュニケーションが発生するので、そういうものに慣れることも必要です。

―― いわゆる、売る上での「成功体験」をつくるわけですね。

斉藤:そうです。本にも書きましたけれど「松ぼっくり」や「どんぐり」なんかも売れてしまったりするんですよ。いろいろ出してみて、どういうものが売れ筋なのか見極めることも大事ですね。

―― 稼げる商品を見つけるリサーチのテクニックを教えて下さい。

斉藤:限定商品や季節商品ですね。例えば春でしたら入学式、入社式などのイベントがありますし、秋だったら運動会やハロウィン。必ずニーズはあるけれど、シーズンオフは使わないという品物は、時期が合えば狙い目です。

基本的には好きなものであれば商品価値も正しく把握することができるので、そういったものの中から自分の得意ジャンルを見つけると良いと思います。

―― 得意ジャンルがないという人はどうすればいいでしょうか。

斉藤:鉄板は携帯電話やゲームです。これで月10万円くらいは稼ぐことができると思います。その他には家電ですかね。新しい商品が出ると型落ちが出てきて安く仕入れられますし、それが意外と高く売れたりするんです。

また、最新のものが売れるばかりではなくて、古すぎて高く売れるということもあります。今ではVHSビデオデッキなんかが狙い目で、新品であればすごく高く売れますよ。

でも得意ジャンルはつくっておいたほうが絶対に良いと思います。せどりビジネスの参入者が増えたときに、自分の中で確実に儲けることができる領域になるので。

―― 家電製品などは単価が高いですよね。最初は値段の高さに怖さを感じる人もいるのではないでしょうか。

斉藤:なので、慣れるまではフリマ感覚で安い商品を出品するなどして、だんだんと扱う金額を大きくしていくことが理想です。儲けも1000円で買ったものを1100円で売るくらいでいいと思いますよ。

―― 先ほど「メルカリ」では値下げ交渉ができるというお話がありましたが、これは商品の仕入れにおいて非常に重要な部分だと思います。斉藤さんはどのように値切りをするのですか?

斉藤:その部分はコミュニケーションなので、強引に「値下げして!」とお願いするのは出品者側にも迷惑をかけます。そうなると、値下げをしてくれなくなるかもしれません。

礼儀を大事にして、「どうしてもこの商品が欲しいけれど、〇円でお願いできませんか?」と粘り強く交渉したり、他の商品とまとめて買うので割り引いてほしいと伝えたりします。

また、商品の「いいね!」ボタンを押すと、出品者が値下げしたときに通知がくるんですね。値下げをするということは売りたいと思っていることですから、そのタイミングで交渉をするのもいいでしょう。私は3万円の商品を1万5000円まで値切ったことがあります。

ただ、値引き交渉のやりとりは第三者も覗くことができるので、交渉中に別の人が「私、その値段で買います」と言ってきたら、商品を持っていかれる可能性があります。それは注意ですね。

―― では、『月10万円ラクに稼げる「スマホせどり」入門』をどのような人に読んでほしいですか?

斉藤:会社員をやっているけれど年収が上がらない、副業したい、主婦や学生の方でお小遣いがほしいという方は、スマホ一つで完結するビジネスなので楽しみながら稼いでもらえればと思います。

書籍情報

目次

  1. はじめに
  2. 第一章 「スマホせどり」って本当に稼げるの?
  3. 第二章 最初の1歩「各種登録編」
  4. 第三章 稼げる商品を見つける「リサーチ」テクニック
  5. 第四章 売れている商品だけを見る「仕入れ」テクニック
  6. 第五章 ダンゼン稼げる「家電」攻略法
  7. 第六章 「販売」もスマホ1台でらくらく完結
  8. 第七章 これだけは知っておきたい「お客様への対応」

プロフィール

斉藤啓太(さいとう けいた)

1978年生まれ、千葉県在住。
会社員時代に悪性のがんと診断されたものの、治療の結果、九死に一生を得る形で社会復帰することができた。そのときの経験から「人生一度きり、悔いの残らない ように生きよう」と起業を決意。不動産投資、株式投資、アフィ リエイトなどに取り組むも、まったく稼げずにすべて挫折。そんな折「せどり」を知り、資金5万円を元にはじめる。独自の手法 を開拓し、3年間で年商3億円を売り上げるまでになった。
スマホせどりでの実績は月商500万円、利益100万円