『チャップリンとヒトラー――メディアとイメージの世界大戦』大野裕之著【「本が好き!」レビュー】
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一八八九年四月―二〇世紀の世界で、もっとも愛された男ともっとも憎まれた男が、わずか四日違いで誕生した。やがて、二人の才能と思想は、歴史の流れの中で、巨大なうねりとなって激突する。知られざる資料を駆使し、映画『独裁者』をめぐるメディア戦争の実相をスリリングに描く!