だれかに話したくなる本の話

秀逸な本のタイトルを決める“日本タイトルだけ大賞” 2021年大賞は『岩とからあげをまちがえる』

“ほぼ2021年”に出版された書籍から最も秀逸なタイトルを選ぶ第14回「日本タイトルだけ大賞」の最終審査が12月10日に開催され、大賞受賞作が決定した。

つい笑ってしまうユーモア溢れるタイトルから、思わず唸ってしまうタイトルまで、バラエティ溢れる書籍タイトルがノミネートに並ぶ本賞。
2021年の大賞に選ばれたのは 『岩とからあげをまちがえる』 (大前粟生著、ミシマ社刊)だった。
また、最も「残念」なタイトルに贈られる残念賞には 『全裸刑事チャーリー』 (七尾与史著、宝島社刊)が選ばれた。

今年は、ノミネートされた全281作の中から審査員の山田真哉さん、吉永龍樹さん、上田渉さんが本選に進む48作品を選定。当日の最終審査では、夢眠書店店主の夢眠ねむさんが7年連続でゲスト審査員として登壇し、ニコニコ生放送での視聴者による投票によって大賞と残念賞が決定した。

(新刊JP編集部)

■第14回日本タイトルだけ大賞受賞作品一覧

大賞
『岩とからあげをまちがえる』

個人賞
山田真哉賞『おしっこ、ヒル、頭にドリル』
吉永龍樹賞『犬にウケる飼い方』
上田渉賞『世界は救えないけど豚の角煮は作れる』
夢眠ねむ賞『10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい』
gooランキング賞『遅番にやらせとけ 書店員の逆襲』(暫定1位/21日まで投票受付中)

残念賞
『全裸刑事チャーリー』

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