だれかに話したくなる本の話

「一生お金に困らない人」になるためのたった一つの条件

「お金」は誰にとっても必要なもの。
お金がないと人生の選択肢が確実に減ります。
選択肢が減るというのは、やりたいことを我慢したり、嫌なことを仕方なくやらなければいけないケースが増えるということ。特に結婚や出産、離婚など人生の変化に経済的な影響を受けやすい女性は、稼ぐ力があるかないかで、自立した人生を送れるかどうかが決まりやすいと言えます。

■一生お金に困らないためのたった一つの条件

稼ぐ力をつけるのはすごく難しいことのように思えます。
でも条件はたった一つ。

「学び続けること」です。

「稼ぐ力がある人=お金に困らない人」は、何歳になっても、どんな状況でも、まとまった時間がとれなくても、新しく知識を得たり誰かの話を聞きに行ったりして自分をアップデートさせようとしています。そうすることでつき合う人が変わり、新しい出会いがあり、自分の人生が開けていくことを知っているからです。

でも、何を学ぶの?

『お金に困らない人が学んでいること』(岡崎かつひろ著、すばる舎刊)はそんな疑問に答える一冊です。

■自分が「がんばれる」タイミングを知ることが第一歩

元々勉強が大好きだった人はともかく、社会人になってからの勉強は「目的」が明確でないと、なかなか続かないもの。目的は「お金を稼げるようになること」だとしても、お金のためだけに学び続けるのは限界があります。

だからこそ、勉強を習慣づけるには自分のモチベーションを整理することが大切。
・褒められたい
・認められたい
・成長したい
・自立したい
・人の役に立ちたい
これらが満たされた時に人はがんばれるとされています。

本書によると、「がんばれる理由」は自分の人生のターニングポイントに隠れているそう。これまでの人生を振り返って、苦労を乗り越えたり、悔しさをバネにできた経験を思い出してみてください。どんな時に自分がパワーを発揮できたのか。そこにあなたががんばるヒントがあります。

自分にとって「この理由ならがんばれる」というものを見つけることが、社会人が勉強を継続するための大きなポイントです。

■勉強する時間がない人は「耳」を活用しよう

でも、キャリアアップや資格試験のために勉強をしたくても、仕事が忙しかったり家事や育児で時間がとれなかったりして、なかなか手を付けられない人は多いはず。

そんな人は「音声」を活用してみましょう。
自分が勉強している分野のYouTube動画を音だけ聞いたり、オーディオブックなどの音声コンテンツを利用することで、通勤や家事など他のことをしながら知識をインプットできるのがメリット。こうした「すきま時間」は、一つひとつは短くても、積み重なると大きな時間になります。

また、「ながら勉強」にはこんな効果も。
歩きながら勉強することで、脳の血流量が増加し、視覚からの刺激の変化によって脳が活性化するそう。この状態で耳から知識を入れることで、効率よく勉強できます。通勤や家事の時間は、勉強に最適な時間でもあるのです。

お金を稼ぐ力は勉強をして知識をつけることで確実についていくもの。

何を学ぶか。
どう学ぶか。
何のために学ぶか。
モチベーションを保つにはどうすればいいか。
学んだことをどうお金に結びつけるか。

本書はこれらすべてに的確なアドバイスをくれます。稼ぐ力をつけたい人はもちろん、自分を変えたい人、自立したい人に勇気を与えてくれる一冊です。

(新刊JP編集部)

お金に困らない人が学んでいること

お金に困らない人が学んでいること

先行きが不透明な時代でも「長く」うまくいき続けるためには、良質な学びと実践が欠かせません。ただし、学びと言っても、それは「やみくもにセミナーに行きましょう」「とにかく資格をとりましょう」ということではありません。しっかりと目的をもって、成果、つまりお金につながる学びをする必要があります。これまで学びに数千万円を投じ、実際に年収で億を稼ぐまでになった起業家の「自己投資」の考え方と手法を紹介。「なぜ学びが大事なのか」というマインドの部分から、具体的な「インプット」「アウトプット」の手法、そして学びをお金に変えるコツを語りつくしてもらう一冊。

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