だれかに話したくなる本の話

誰かに悩みを相談するときに気を付けるべきこと

生きている限り、悩みは付きまとうもの。
人生の大きな悩みだけではなく、「寝坊したらどうしよう」「今日のご飯は何を食べよう」といった小さなことも悩みごとだ。

だからこそ悩みを完全に消し去ることはできない。無理になくそうとすると、逆に悩みが深くなってしまうこともある。
では、そうした悩みで苦しまないためにはどうすればいいのか。

人気カウンセラーの神戸正博さんが執筆した『「うまく相談できない自分」にサヨナラする本』(イースト・プレス刊)には次のように書いてある。

この悩みで苦しむ人と、そうでない人の違いはいったいなんなのか。
それは、「うまく相談できる自分」かどうか、という違いなのです。(本書より)

■日本人は相談が苦手

神戸さんによれば、悩みとは「自分では解決できない問題」にぶつかったときに生じるもの。そのときに誰かに解決方法であったり答えを教えてもらえれば、その悩みは解決するはずだ。

悩みごとがあるならば、誰かに相談してみる。
しかし、日本人は相談が苦手な人が多いと神戸さんは述べる。カウンセラーとして活動をする中で、悩みそのものよりも「うまく相談できない自分自身」に悩んでいる人が多くいるという。

では、そんな自分を変えるにはどうすればいいのか。そのための方法が「相談スキル」を身につけるということだ。誰かに相談することで、自分の人生の選択肢が大きく変わる。本書ではそんなことを教えてくれるのだ。

■フィーリングで相談相手を決めない

相談をするときに「誰に相談するか」は重要なポイントだ。

神戸さんは「うまく相談できない人」の特徴として、「フィーリング(直感)」で自分の悩みを認識し、「フィーリング」で相談相手を決めていると述べている。そして、相談して失敗するケースの大部分は「相談相手」によるミスだと指摘する。

しかし、なぜフィーリングで相談相手を決めてしまうのか。一つは、手っ取り早く問題を解決したいという思いがあるからだろう。しかし、フィーリング相談は、相手にも余計な負担をかけることが多く、逆に自分の悪評が立ってしまうこともあるため、避けるべきなのだ。

では、どのように相手を選ぶべきなのか。
深い悩みであれば、熟練のカウンセラーが最適だという。もし自分の抱えている困難な課題をピンポイントで解決してくれる専門家の存在がわかっていれば、迷わずその人のところに行くように神戸さんはアドバイスしている。

 ◇

本書はまさにタイトルの通り、「相談できない」自分にサヨナラするために必要なことがつづられている。

悩みが積み重なっているのに解決に向かわない。どうやって解決していいのか分からない。そんな人はまず「相談」してみてはどうだろう。どうにもならないときは人の力を借りることも大切だ。

(新刊JP編集部)

「うまく相談できない自分」にサヨナラする本

「うまく相談できない自分」にサヨナラする本

本書のワークで、「相談上手」に生まれ変わって「悩み」のない人生を!

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