だれかに話したくなる本の話

会話が苦手でも大丈夫。相手の本音を引き出すテクとは?

取引先との会議であったり、社内の上層部とのミーティングといった場面から、友人やパートナーとの会話まで、人と話をしているときに相手の本音を引き出したいと思うシーンは出てくる。

ただ、そうは言っても、なかなか話してくれない。コミュニケーションに苦手な意識を持っている人はなおさらそのように感じるだろう。

そこで身につけたいのが、フリーアナウンサーの牛窪万里子氏が提唱する、会話を通じて相手の本音を引き出すための新しいヒアリングメソッド「油田堀メソッド」だ。そして、著書『難しい相手もなぜか本音を話し始めるたった2つの法則』(日経BP刊)には、そのテクニックが紹介されている。

■話を掘り下げるなら「オウム返し」で

このメソッドの特徴は、相手に質問をするときに、一つの話題を「深く狭く聞いていく」という点にある。

その基本は相手が口にしたキーワードを拾って、それをオウム返しのように次の質問に取り入れる。そうやっていくことで、相手の自覚していない思考や本音を引き出しやすくなるという。

この「オウム返し」の特徴は、相手の発したキーワードをそのまま受け止め、まったく同じ言葉を使って質問するということだ。 もし、そのキーワードが自分も知っている言葉だとしても、相手は違う意味で使っている可能性もある。つまり、オウム返しをして意味をすり合わせていくことで、相手の話を正しく理解できるようになる。 また、相手も違和感を覚えることなく、心を開いてくれるだろう。

そのうえで、「この言葉の意味は何ですか?」と意味を明らかにする質問を何度もすることで、相手の言葉の背後にある本音を引き出していくのだ。

オウム返しは、会話のセンスや場数がなくてもやりやすい、会話が苦手な人でもすぐに活用できるはずだ。

 ◇

相手の本音を引き出したいのであれば、自分が「話す」より「聞く」ことに集中することも必要だ。そして何よりも相手に関心を持って接することが大事だと著者も述べている。

会話が苦手という人はまず「聞く」、そして「オウム返し」を実践してみると、会話が広がっていくかもしれない。

(新刊JP編集部)

難しい相手もなぜか本音を話し始めるたった2つの法則 入門・油田掘メソッド

難しい相手もなぜか本音を話し始めるたった2つの法則 入門・油田掘メソッド

インタビュー歴27年 元NHKキャスター 牛窪万里子さん直伝!
相手の言葉を「掘る」だけで攻略可能。

※記事で取り上げている書籍を購入すると、売上の一部が新刊JPに還元されることがあります。

この記事のライター

新刊JP編集部

新刊JP編集部

新刊JP編集部
Twitter : @sinkanjp
Facebook : sinkanjp

このライターの他の記事