だれかに話したくなる本の話

あさのあつこ最新作の舞台は「結婚式」! すれ違う母娘の本当の想いとは?

『末ながく、お幸せに』(小学館刊)

日本における児童・少年少女文学の第一人者としても知られ、シリーズ1000万部のベストセラー『バッテリー』をはじめ数々のヒット小説を生み出している作家・あさのあつこさんの最新作が登場だ。

『末ながく、お幸せに』(あさのあつこ著、小学館刊)の舞台は、なんと「結婚式」。そして、結婚式での8人のスピーチを通して、母と娘の愛を描いていく、あまり例を見ない形式の小説だ。

『末ながく、お幸せに』

末ながく、お幸せに

相手に幸せにしてもらうのではなく、相手を幸せにするのではなく、自分の幸せを自分で作り上げる。それができる者同士が結び合うこと。それが結婚というものだろう。私たち、本物の夫婦になれるかな?もらい泣き必至の結婚式小説!