だれかに話したくなる本の話

成功者は会社や人間の先行きをどういう部分で見ているのか?

成功している人間は変わった視点を持っているものだ。そして、自分なりの法則を持っていて、本質を捉えていることもある。

日本を代表するお金持ちである斎藤一人氏は『普通はつらいよ』(マキノ出版刊)で、氏独自の視点から、人が置かれている状況を鋭く洞察している。
成功者が見ている部分とは一体どういうものなのだろうか?

例えば、「先の見通しがきかない人」の家は窓が汚いと斎藤氏は述べる。窓が汚いと情報も入ってこず、また、先の見通しがききにくくなる。お店や会社の状況は窓を見ればある程度分かるというのが氏の論である。

また、雑誌やモノがごちゃごちゃと置いてある家にいる人は、神経をとがらせていることが多いと齊藤氏。また、テーブルや仕事机の上がごちゃごちゃしている人は企画や計画が立てられないとも。確かにデスクの上のきれいさと仕事の関連性はよく指摘されている。

そして斎藤氏は、自分の家はなるべくきれいにしておくこと。また、心も同じで、恨み言、泣き言をずっと言っているよりも、人を誉めたり、きれいな言葉を使っていたほうがいいと述べる。

斎藤氏の不思議な話から始まって、不思議な話で終わるという本書。何かに悩んでいるという人は、本書の言葉から何かを得られるはずだ。

(新刊JP編集部)

普通はつらいよ (おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ)

普通はつらいよ (おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ)

普通じゃないところに、魂のレベルが上がるヒントがある。

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