だれかに話したくなる本の話

「人生100年時代」を生きるポイントは「55歳」にアリ? 【鬼頭あゆみの「本が好きっ!」】

みなさん、こんにちは! 鬼頭あゆみです。

インターネットラジオ「本が好きっ!」、第46回目のゲストは『会社を50代で辞めて勝つ!「終わった人」にならないための45のルール』(集英社刊)の著者、高田敦史さんにお越しいただきました。

■フリーランスになるなら、リミットは55歳?

実は高田さん、トヨタで歌える部長と言われていたくらい明るい方で、アナウンサーの先輩と話しているのかと思うくらい声も素敵な方なんです。

そんな高田さんですが、31年間務めたトヨタ自動車を54歳で辞めフリーランスに。退社する直前の役職はレクサスブランドマネジメント部部長という役職。現役の部長が50代で辞めることはとても珍しいことで、社内でもなぜ辞めるのか、疑問に思われる方が多かったと言われていました。

それはそうだと思います。世界のトヨタを定年前にやめるなんてもったいない!と私自身も思ってしまいましたが、高田さんは若い頃からいつかは会社を辞めてフリーランスになると考えていらっしゃったそうで、そのリミットが55歳くらいだと決めていたのだそうです。

この55歳という年齢がポイントです。一般的には55歳くらいに役職定年となり、現場から去り、部長だった人もちょっと役職を外れていくのだそう。
50代はサラリーマンとして仕事のノウハウを蓄積したピークの年代。そこで現場を去るのではなく、今度はフリーランスとして、サラリーマン時代に積み上げてきた実績やノウハウを生かしていくのが人生100年時代に合っていると言います。

70歳まで現役で働くと考えた時に、50代に自分で仕事をはじめるという選択肢を考えてみるのもよさそうですね。

高田さんには、50代で独立するための具体的なアドバイスを頂きましたので、是非、インタビューラジオ「本が好きっ!」を聞いてみてください。

 ◇

さて、突然のご報告になりますが、しばらくイギリスで暮らすことになり、この度「本が好きっ!」のパーソナリティを卒業することになりました。
本が大好きだったので、毎月様々な本を読むことができ、著者さんにお会いし、お話を聞くことができる夢のようなお仕事でした。インタビューは「audiobook.jp」で配信されていますので、これからも聞いて頂けたら幸いです。
3年間、ありがとうございました!

【鬼頭あゆみの「本が好きっ!」】
ブックナビゲーター・鬼頭あゆみによる書評ラジオ。毎回、話題の本の著者が登場して、本について掘り下げるインタビューを届ける。 オーディオブック配信サービス・audiobook.jpにて無料配信中

会社を50代で辞めて勝つ! 「終わった人」にならないための45のルール

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この記事のライター

鬼頭あゆみさん

鬼頭あゆみ

1976年、愛知県生まれ。フリーアナウンサー。活動拠点を東京に移す前は、東海テレビ放送のアナウンサーとして、主にニュース番組、プロ野球番組などを担当。フリーに転身後は、TBS「サンデーモーニング」やNHK「探検ロマン世界遺産」などに出演。

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