だれかに話したくなる本の話

現役システム開発企業社員が共作 SEの世界がわかるサスペンス系IT小説

現役システム開発企業社員が共作 SEの世界がわかるサスペンス系IT小説

テクノロジーの進化によって、かつてない速度で変わり続ける私たちの世界。
ここ数年、AIや5G通信がよく話題にのぼるが、その陰で忘れてはいけないのが、これらのテクノロジーをシステムに落とし込む技術者の存在だ。

『HumanITy』(幻冬舎刊)は、システム構築・保守を手がけるIT企業の現役社員たちが、共作して作り上げたプロジェクト型小説。工場へのIT導入によって製造業の現場、日本のものづくりの未来はどう変わるのか。国家的に注目されるITプロジェクトに潜入したスパイとの暗闘と、システム構築の現場で苦悩し成長していく技術者たちの姿を、現場を知る社員たちならではの視点を盛り込みながら描いていく。

この作品はどう生まれたのか?
そもそもなぜIT企業で働く社員たちが小説を書こうと思ったのか?
今回は執筆者の堀江悟史さん、藤田遼太郎さん、鎌田隆寛さん、野村常勝さん、山内靖子さんにお話をうかがった。

HumanITy ヒューマニティ

HumanITy ヒューマニティ

あらゆるモノが自動化する未来に、ヒトは何ができるのか。入社5年目のSE・花が異動した先は、とある製造業のアプリケーション開発部隊。日本の未来を大きく変える「全自動化システム」実現に向け、奮闘する花たちの行く手を阻むものとは―SIer企業のリアルを現役社員が描く!