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仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術

書評

この本は、「整理・整頓」という言葉が痛く耳に響く人に本当に勧めたい一冊だ。

「4S」とは整理、整頓、清掃、清潔の頭文字をとったもの。
この「4S」の考え方をみっちりと、基礎から分かりやすく教えてくれるのが本書なのだ。

私はもともと整理整頓が苦手で、自分の部屋は家族から「魔窟」と呼ばれるほど汚いような人間だったが、 この本をいざ実行してみたところ、「整理整頓って意外とカンタンじゃん!」と思わせてくれたのだ。

ただ重要なことは「4S」は継続が非常に大事だということ。
つまり小手先だけ片づけただけではいけなくて、整理整頓された状態をしっかり保ち続けなければ意味がない。 そうした部分もばっちりカバーしてある本書は、まさに整理整頓が苦手な人たちにうってつけであると言えよう。

モニタの前のみなさん。自分のデスクが片づいていないと後輩や部下に示しがつきませんし、良い仕事もできませんよ!

もしその言葉に「ドキッ!」としたなら、本書を熟読してみてはどうだろう。

(新刊JP編集部/金井元貴)

書籍情報
仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術
  • 仕事の効率が3倍UP!整理・整頓4S仕事術
  • 著者:石谷 慎悟
  • 価格: ¥ 1,575
  • 出版社:明日香出版社
  • ISBN-10:4756913490
  • ISBN-13:978-4756913494
プロフィール

石 谷 慎 悟 Shingo Ishitani
1967年生まれ(未年、射手座)

■ 主な経歴
沖ソフトウェア株式会社
各種情報システムの企画・設計・開発
システムコンサルティング
監査法人トーマツおよびトーマツコンサルティング株式会社
経営コンサルティング 

目次

第1章 整理・整頓はキレイにするだけの活動ではない
職場環境を改善しよう
生産性と品質を向上させよう
セキュリティを確保しよう
協働のための基盤をつくろう
頭の中も整頓しよう
過去や慣例を乗り越えよう

第2章 整理・整頓の考え方
『いるモノ』と『いらないモノ』を区分しよう
『いらないモノ』は捨てよう
『いるモノ』は使いやすいように置こう
どこに置くかを決めよう
どうやって置くかを決めよう
どれだけ置くかを決めよう
戻しやすさを考えて置き場所・置き方を決めよう
状態の変化に合わせて置き場所・置き方を変えよう
仕事が終ったら何も残らないようにしよう
使い終わったらすぐに戻そう
一目で分かるようにしよう

第3章 身の回りの整理・整頓
新しい書類が手に入ったら古いモノは捨てよう
書類のコピーは最低限にしよう
使い終わった書類は返却、破棄しよう
書類ファイルにはインディクスを付けよう
ファイルには連番を付けよう
ファイル・図書の使用時にはスペーサーを入れよう
書類やファイルは立てて置こう
文具は各自のモノと共用するモノを明確にしよう
各自で持つモノは各種1個ずつにしよう
引き出しの中身を全て出してから整理しよう
コピー機やプリンターのトレイは常に空にしよう

第4章 パソコンの中の整理・整頓
パソコンには最低限必要なファイルだけにしよう
未完成のファイルはひと思いに捨てよう
フォルダ移行で使わないファイルをあぶり出そう4 ファイルはフォルダ構造を決めておこう
作業中や旧版のファイルを保管するフォルダを作ろう
ハードディスクから外部メディアに吐き出そう
ファイルの命名ルールを決めよう
前後関係や使用順のあるフォルダやファイルには先頭に番号を振ろう
不要になったメールは捨てよう
対応の必要なメールと必要のないものを区別しよう
電子メールは目的別に振り分けよう
電子メールの件名の付与ルールを決めよう

第5章 会議室や倉庫の整理・整頓 会議室の備品を決めよう
会議室の基本のレイアウトを決めよう
ホワイトボードのマーカーは各種1本にしよう
倉庫に入れるモノはいつまで保管するのか明記しよう
倉庫内へ入れたモノがどこにあるか把握しよう
倉庫内で置き場と通路を明確にしよう

第6章 仕事そのものの整理・整頓 いろいろなモノを整理・整頓する
『顧客にとって価値のある仕事』と『顧客にとって価値のない仕事』を区分する
日による負荷のバラツキをならそう
人による負荷のバラツキをならそう
仕事の流れを整える
継続的に改善する
仕事そのものを見える化する

第7章 整理・整頓の取り組み方 リーダーは言葉だけではなく行動で示そう
個人で取り組むのではなく職場・チームで取り組もう
目標とルール決めて取り組もう

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