新刊JP

3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由 ―自由とお金を引き寄せるこれからの人づきあい『クビでも年収1億円』の著者が新たに執筆したのは
“人づきあい”術。自由、お金、本当に大切な仲間を手に入れるための、“新時代の”人づきあい術を公開した一冊を大特集!

定価: 1,000 円(税込み)
出版社: 幻冬舎
ISBN-10: 4344024044
ISBN-13: 978-4344024045

目次情報

第1章
人生を奪う不要な人間関係を切る19のリスト

第2章
いらない人づきあいは人生の質を落とす

第3章
あなたの大事な人はどこにいる?

第4章
大切な人に出会うためのアクションプラン

著者インタビュー

■ 人づきあいがあなたの大事な時間を奪っている

― 前著『クビでも年収1億円』は非常に話題になりました。本書にも、プロモーションに情熱を傾けて、本業の売り上げが3分の1くらいに落ちてしまったと書かれていらっしゃいますが、書籍が話題になって、仕事面、意識面などで変化はありましたか?


「生活や仕事面では大きな変化ないですね。でも、意識は変わりました。僕の本を読んでアクションを取り始めた読者の皆さんに対して、恥ずかしいことはできないと思うようになりましたね。僕自身、情報発信は常にしていますが、リーダーとしてけん引し続ける存在でなくてはならないという責任感は生まれました」

― 前著、そして本書でも小玉さんの実体験がベースとなっています。そういった自分の過去をさらけ出すことに躊躇いはないのですか?


「それはないです。さらけ出して困ることもありませんから(笑)。それよりも、自分の生き方を多くの人が理解してくれているということが嬉しいですね。
もちろん、『それって違うでしょ?』と意見を言ってくる人もいるけれど、そういう反応が返ってくるということも、自分に興味を持ってくれているわけですからありがたいです」

― 今回のテーマは「人づきあい」ですが、「今の人づきあいを精査して、無駄な人づきあいをやめよう」と主張されています。このテーマにした理由を教えていただけますか?


「いろいろあるけれど、1つは、みんな時間の使い方が上手くないなと思ったんです。仕事のために本を読んで勉強しなくちゃいけない、でも、時間がなくて本を読めないという人は少なからずいると思いますが、その中の多くは、どうでもいいことに時間を使っているような気がするんですよ。どうでもいいこととは、どうでもいい人間関係から生まれています。付き合いだけの飲み会とか、お金も時間も使ってストレスが溜まるだけですよね。でも、行かなきゃいけない、そうしないと大変なことが起きてしまうと思っている人は多いです。

でも、実際そうでもないんですよ(笑)。意外と行かなくても大丈夫なんです。自分の時間も取れるし、その時間で自分にとって大切なことをすれば、より良いじゃないですか。勉強すれば仕事の成果にも結び付くわけですしね。

あとは、人づきあいでストレスをためて、うつになってしまう人もいらっしゃいますが、そこまで人づきあいについて強迫観念的に考え込まなくても良いと思うんです。嫌われたら駄目とか、そんなことないです。これも本に書きましたが、今、自分がいる場所が全てではなくて、未来は無限に広がっているんです。将来その会社でずっと働き続ける保証はないですし、そこが全てではないと思うことが大切だと訴えたいですね」

― 本書で書かれているような「人づきあい」まではいかなくとも、もっと断ったりとか、そういう風にできればいいなとは思います。ただ、嫌われてしまうんじゃないかと思う人もいるはずで、小玉さんは、自分が嫌われることを厭わずに、人づきあいをしていらっしゃると思うのですが、その部分について感じたことはありますか?


「僕は嫌われることより、良い人を繕って仲良くする人間関係が嫌いなので…。良い人を演じるのは虚しいし、ストレスが溜まりますよね。本当の自分じゃないし、良い人じゃなくなった瞬間に人間関係が終わってしまうから。それって、薄っぺらいなと思うんです」

― 社会人はそういうことを求められますよね。


「そうですけど、自分を押し殺してまでやることはないと思いますね。嫌われても意外と大丈夫だったよ、というのが結論です(笑)。気になりませんでしたし、ああいうキャラだから、と認識されれば楽ですしね」

― では、人づきあいを整理して困ったこともなかった。


「ないと思います。もちろん、本当に必要な人との交流は続けていて、むしろ交流が濃くなっているので楽しいですよ。
サラリーマン時代を振り返ると、まあ豊か時間を過ごせていなかったなと思いますね。いろんなものにビクビクしながら過ごしていました」

■ 以前はバンドでメジャー契約!でも全く売れず…

― 本書のタイトル『3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』は前著に引けを取らない奇抜なタイトルだと思いますが、タイトル付けのこだわりを教えて下さい。


「こだわりというよりかは、一人でも多くの人に読んで欲しいという想いがあるので、まず、タイトルで目を惹き付けるということを考えました。僕はまだまだ無名著者なので、そういう風にやるしか注目されないんですよ(笑)。で、手にとってもらって、読んでもらう。そうしたらもっと読みたいと思わせる自信はあります」

― 聞きたいことがあるのですが、この本にサラリーマン活動をしながらロックバンドを組んで、メジャーデビューもされたと書かれていましたが…。


「そうなんですよ。本当です」

― この二足のわらじは大変だったんじゃないですか?


「そうでもないですね。だって、17時30分に会社をあがれば、19時から21時まで2時間練習できますし、ライブは土日とか、あとは有給ですね。そのときは、みんな、土日何をして過ごしているんだろうと思っていました。
でも、メジャーデビューをしても全く売れなかったので(苦笑)。自分の中では無に等しいです。世の中になんの足跡も残せなかったですから」

― 本書の後半では、「思ったことをやるのが人生の極意」ですとか「好きな人とだけつきあっていい」など、非常に刹那的とも思えるような項目が目次にならんでいますが、これも今、よく言われている「目標を定めて…」という考え方とは逆のような気もします。


「これは自論ですが、遠くにミッションを掲げるのではなく、まず目先の未来を良くしていくことが大事だと思います。常に最高の自分を保ちながら、今を積み重ねれば最高の未来が待ち受けているんですよ。目先の最高を求めて全力で生きていくことが、最高の自分になることにつながっていくと、今はそう思っています」

― 本書では結構極端なことも言っていらっしゃるので、批判や反論が来るかも知れません。前著でもそうした声は多かったと思いますが、どのように受け止めていらっしゃいますか?


「2つありまして、1つはちゃんと読んでくれて、最後まで考え方が合わなかった、それはごめんなさい、と。考えが違う人は必ずいますから、それはしょうがないです。
もう1つは、とても浅い反論を書いてくる人です。本当にちゃんと読んだ上で批判しているのか? と思うものですね。大きく分けるとその2つです」

― 無駄な人づきあいや仕事の量をなくして、時間を有効に使おうということが本書のテーマだと思いますが、今、小玉さんがワクワクすることって何ですか?


「そうですね、新しいことかな。仕事なんですけど、最近、ある美容室さんのインターネットの集客をお手伝いしているのですが、パソコンがいいのか、スマートフォンがいいのか、どうすれば予約率が高くなるのか、など正解を出すまでにいろいろ試行錯誤するんです。
サイトの見せ方や、言葉のチョイス一つで売上が全く変わったりしますからね。そういう正解を探しているときはワクワクしますよ。パズルみたいです」

― では、『3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』をどんな人に読んで欲しいですか?


「人づきあいにストレスを感じている人は読んで欲しいです。『そんなに気にしなくてもいいんだ』と思ってもらえると嬉しいですね。あとは、なんとなくもやもやした毎日をおくっていたり、面白いことないかなと思っている人にも薦めたいです」

― 本書で言っている通り、自分本位で動くことは大切だと思います。


「人間関係を切るための19のリストを最初に書いていますが、この中から一つでもできることに気づいて、人生を豊かにしてもらえれば嬉しいです。考え方を変えるきっかけになってもらえたらありがたいですね」

― では、最後にこのインタビューの読者の皆さまにメッセージをお願いできますか?


「この本にもまた、レビューサイトで☆1個がつくと思うのですが(苦笑)僕はそれでも嬉しいです。反応がないよりは、あったほうが良いと思っていて、それは以前バンドでメジャーデビューをしてCDをリリースしたとき、本当に何も反応がなかったのが悔しくて仕方なかったんです。だから、☆1個でも、読んでいただけたことが嬉しいですし、この本を読んで感情が動いてくれたということですからね。
それで、読んでいただいて、どこか一つでも本の中から気づきを見つけてもらえれば嬉しいです。なんとなく過ぎていく毎日から抜け出すヒントが必ずあるはずですから」

3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由

―自由とお金を引き寄せるこれからの人づきあい

著者名:  小玉 歩
定価: 1,000円
出版社: 幻冬舎
ISBN-10: 4344024044
ISBN-13: 978-4344024045

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