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fika

BOOK REVIEW本書の解説

残業“ほぼゼロ”の国に学ぶ、「ゆとり」を生む働き方

皆さんは自分の生活に「ゆとり」を感じていますか?

「ゆとり」はプライベートでも、仕事でも重要です。焦ってつくった資料がミスだらけだったり、ちゃんと準備できずに商談が上手くいかなかったり、報連相をおざなりにしてしまったり。自分の言いたいことを言い出せない環境は、息が詰まるものです。

もし、「ゆとり」がないと感じているならば、参考にしてほしい一冊が『fika 世界一幸せな北欧の休み方・働き方』(キラジェンヌ刊)です。
著者の芳子ビューエルさんは北欧の寝具・雑貨の大手メーカー7社の日本代理店を務め、北欧と日本をつなぐ仕事をしている人物。本書でスウェーデンの生活習慣である「fika(フィーカ)」をはじめ、自身が経営している会社で実践する働き方や休み方を紹介しています。

そしてそれは、私たちが求めなければいけない「ゆとり」を生み出すライフスタイルであるようです。

「fika」での気軽にコミュニケーションが「ゆとり」につながる

デスクでパソコンの画面と向き合って一日が終わる。人間の集中力はそう長く続くものではありませんから、作業効率は落ちます。そこで必要なのが適度なリラックス時間ですが、自分のリラックス方法を持っていないという人もいるでしょう。

スウェーデンの生活習慣「fika(フィーカ)」は、まさにリラックス、リフレッシュのための時間です。
1日のうち数回、15分から20分ほど、手を休めてみんなでお茶を飲んでおしゃべりをします。スウェーデンでは絶対に欠かせない時間であるそうで、会社の中でも「fikaしない?」という言葉が飛び交うといいます。

ビューエルさんの会社では週1回、朝8時半からスタッフと一緒にコーヒーを飲みながら話す「スタッフ・ブリーフィング」という時間を設けており、それが「fika」的な役割を果たしているといいます。この時間は何を話してもよく、「これからの人生、どうやって過ごすの?」という踏み込んだ話題も出るそう。

コミュニケーション不足はあらゆるミスにつながりますし、相手に配慮出来ない発言の原因の一つにもなります。なんとなく社内の雰囲気が重いと感じているならば、忙しい中でも15分、コーヒーを飲みながら少しおしゃべりをしてみる北欧式生活習慣を取り入れてみてはいかがでしょう。

「自分が一番大切」を実践するためにすべきこと

北欧の人たちはとても合理的な考え方をします。
残業がほぼゼロなのも、業務時間は仕事に集中するから。たまに「fika」で一休みし、お茶とおしゃべりを楽しんだらまた仕事に戻ります。そして、終業の時間になればさっさと退社して家族や友人たちとの時間を楽しみます。
もちろん例外もありますが、基本的に仕事が終わる時間を過ぎてしまえば、イレギュラーの対応はしてくれません。

こうした働き方や考え方は、日本人からするとなかなか難しいかもしれません。
「周囲の人たちが仕事しているのに自分だけ帰れない」
「イレギュラー対応も仕事のうちなのにそれに対応しないなんて」
しかし、彼らは自分を一番大切に考えているだけなのです。つまり、「自分ファースト」を実践しているのです。

ただ、やはりここは日本ですから、急に彼らの真似をして嫌なことを断ったり、仕事がたくさんあるのに帰ってしまうと、周囲との連携が上手くとれなくなってしまうかもしれません。

その解決策としては、やはり普段からコミュニケーションを取ること。そして、「こうしたい」と自分の意思を伝えることです。相手が意見や意思を受け入れてくれるかどうかは、普段のコミュニケーションで関係を築き上げられているかが大事。その意味でも「fika」の時間を活用し、周囲を巻き込んでいきたいところです。

そうすれば、自分の考えを大切にできる環境があなたのまわりに生まれるはずです。

本書は、北欧と日本をつなぐ仕事をしてきたビューエルさん流のメッセージが詰まった、自分らしく生きるためのヒントを与えてくれる一冊。

一番いけないことは、自分自身のことを後回しにしてしまうこと。「自分ファースト」でいきいきとした人生を手繰りよせてみませんか?

(新刊JP編集部)

INTERVIEWインタビュー

著者、芳子ビューエルさんお写真

「休み方」を知らない日本人

――fika(フィーカ)世界一幸せな北欧の休み方・働き方』についてお話をうかがっていきます。まず、タイトルにもなっている「fika」について教えて頂けますか?

芳子ビューエル:「fika」は北欧・スウェーデンの生活習慣です。いわば「コーヒーブレイク」のような時間で、実はこの「フィーカ」は「カフィー(コーヒー)」を逆に読んだ言葉で、スウェーデンの造語なんです。いつから使われているかは、はっきりとは分かっていないのですが、1940年代という説もあります。

―― 比較的新しい言葉なんですね。コーヒーブレイクということは、ちょっとした休憩時間にみんなで集まって話すといような時間でしょうか。

ビューエル:そうですね。プライベートタイムだけでなく、仕事中にもあって、「fikaしよう」と言うと、コーヒーとスイーツを手に皆が集まってくるんです。時間は1回に15分くらい。スイーツはだいたいシナモンロールです。スウェーデンのシナモンロールはあまり甘くないんですよ。

―― fikaは1日に何回くらいあるのですか? また、どんな話をするのでしょうか。

ビューエル:数回ありますね。多い人は5回くらいあるし、オフィスで仕事中にfikaするときは1日2回とか。

fikaではそれぞれ話したいことを話しますが、情報交換の場のような役割を果たしているんですね。今気になっていることを聞いたり、一緒に仕事をする相手のことを知ったりするためのコミュニケーションの時間でもあるんです。

―― そんなfikaをタイトルにした本書ですが、どんなきっかけで執筆されたのですか?

ビューエル:この本のテーマは休み方、働き方です。fikaは彼らの休み方、働き方を象徴する一つの習慣で、他にも学ぶべきところがたくさんあると思っています。

ご存知のように日本は世界でも有数の先進国です。でも自殺率が高く、WHOの世界幸福度ランキングも54位と低いですよね。一方でスウェーデンやデンマーク、ノウルェーは幸福度が常に上位で、1人あたりのGDPも高く、休みもちゃんと取れています。そういった現実を見て、日本が北欧諸国から見習うべきことはあるのではないかと考えたのがきっかけです。

―― 「休み方」とおっしゃっていますが、日本人は働き方を変えようとばかり考えていて、休み方までは目がいっていない印象があります。

ビューエル:はい、以前にも一緒にお仕事をさせていただいた日本の企業の方から「働き方改革で休みが多くのなるのはいいけれど、どう家で過ごしたらいいのか分からない」と聞かれたことがあります。だから「働き方」だけでなく「休み方」にもフォーカスしないといけないというのが一つありましたね。

―― 有給取得についても、日本ではようやく取得が義務化されましたが、逆に「どう休めばいいのか分からない」のでは意味がありませんよね。

ビューエル:これまで日本は有給を取りにくい文化がありましたよね。北欧では休むことは義務だと考えられていて、有給の他にも、育児や病気の場合の休暇には社会保障から給付が出る制度があるんです。だからみんな休むのが当然だと思っているし、付与された期間を取っているのだから誰も有給を取ることを疑問視しません。

自分のリクエストをはっきり伝える北欧人

―― 欧米諸国の夏季休暇はとても長いです。例えば北欧の方々はどのように過ごすのでしょうか?

ビューエル:日本と違って、夏でもさほど蒸し暑くないうえ、日照時間が長いので、サイクリングをしたり、ピクニックをしたり、泳ぎに行ったりと、外の自然を満喫して過ごします。基本的にはお金をあまり使うことなく、色々なことを楽しむことができるんです。日本の場合は休暇といえば、夏の猛暑から逃れることを大前提に計画しますから、どうしてもどこか涼しいところに行くところから入るので、お金がかかってしまいます。

―― 日本人は長期休暇があると、旅行などお金を使う過ごし方をしてしまいます。でも、そういうお金を使わない過ごし方ができるのはいいですね。

ビューエル:そうなんですよね。ショッピングするにも消費税が高いし、給料もそんなにたくさんもらえるわけではありません。社会保障にお金を払っているから、そこまで自由に使えるお金は残りません。だからこそ、そういう過ごし方が定着したんですよね。その点の工夫の仕方は日本人もできるのではないかと。

―― 確かに日本でもできそうな過ごし方ですよね。では、逆に日常の中での休み方について特徴はあるでしょうか?

ビューエル:日常の中ですと、仕事とプライベートの時間のメリハリがありますよね。あちらだとだいたい午後4時になったらもう会社には誰もいなくなります。それまでものすごく集中して仕事していて、その時間になったらパッといなくなる(笑)。
午後4時に仕事が終わり、買い物をして家に帰っても午後5時。それから家族や仲間との時間ですよね。

―― 北欧諸国は仕事もすごく効率的だと聞いたことがありますが、そういった部分が1日の時間の使い方にあらわれているんでしょうね。

ビューエル:はい。だから、普段はみんな黙って仕事に集中しています。そしてその中で15分、fikaしようと言ってみんなでコーヒーブレイクする。それまで集中していたから、fikaではみんな一気にしゃべるんですよ。そしてまた仕事に戻っていく。雑談しながら仕事とか、そういうダラダラした働き方は北欧にはないと思いますね。

―― ビューエルさんは北欧と日本をつなぐお仕事をされていますが、その2つの地域間でのズレを感じることも多いと思います。そこで困ったことはありますか?

ビューエル:困ったことではないのですが、やはり日本人はあまり物をはっきり言わない文化ですよね。北欧の人たちはかなりダイレクトに言うので、「なんでそんな子どもみたいなこと言うの?」と思うことはあります。

彼らは自分のリクエストをしっかり伝えます。「自分はこうしてほしいんだ」ということははっきり言いますね。そういう部分で、日本人の「相手に配慮する」という文化を持って彼らと接すると、絶対にフリクションが起きると思います。そこはどこかで変わっていかないといけないのかなと思いますね。

ちなみに、私自身はっきりと言う方だと思うのですが、それでも「遠回しで伝えることが奥ゆかしいと思うのは間違っているよ」と言われたときは衝撃を受けました(笑)。

―― その意味でビューエルさんが経営されている会社は、欧米と仕事をする上での一つのモデルケースとなり得ると思います。北欧企業の良い部分で取り入れている制度がありましたら教えて下さい。

ビューエル:北欧の企業のように有給を取りやすくするという意味で考案した、独特の制度としては、例えば有給休暇は1時間単位で取れるようになっています。
歯医者さんに行きたい、子どもの授業参観に出たい、でも1日休むほどではないというときは2時間、3時間単位で。総務のスタッフは処理が大変ですが、男女問わず好評な制度です。

有給の取り方も役職関係なく申請した人から取れますし、お客様にお茶を出す係も全員が持ち回りで行います。また、出産後に会社に復職したい人には、携帯電話とiPadを支給して、参加しなくてもいいけれど仕事の状況が見られるような環境作りもしています。

あとはfikaですね。この本にも書きましたが、毎週水曜日に私の家にスタッフを呼んで、1対1でお話するんです。また、会社内でもfikaすることがあります。

著者、芳子ビューエルさんお写真

fikaでのコミュニケーションが自分の働き方を変える!

―― 本書は北欧の人たちの休み方、働き方をベースに、日本人に今、必要な働き方の変え方が書かれています。その中で休み方、働き方を変えるために組織と個人、まず取り入れるべきことを一つずつあげていただけますか?

ビューエル:まず組織で取り入れるときは、会社のマネジメント層やベテランの人たちがこの考え方を完全に理解していないと定着しないと思います。ところが、上の人たちほど理解できないんですよね。

ノー残業デーも、シニアの方の中には「それでも帰る順番というものがある」と考える人がいて、若手を早く帰らせようとしない。そういうところをちゃんと指摘できる人がいないといつまでたってもノー残業デーは残業デーのままです。だから、トップがまず理解して、それをマネジメント層に浸透させていくことが大事だと思います。

また、個人で取り入れる場合、まずは自分の時間を責任持ってコントロールすることからですね。そして、変えられるところを「みんながこう思っているからできない」と人のせいにするのではなく、自分が責任を持って、努力して変えていく。変えていけるところってたくさんあると思うんですよね。

この両方を進めていかない限りは、働き方も休み方も変わらないと思います。

―― 本書の中にある「自分ファースト」「これからの人生について考えましょう」という強いメッセージに通じるご指摘ですが、普段の忙しさの中でつい抜けてしまうなと思いました。

ビューエル:そうなんですよね。今はいろいろなことがものすごいスピードで変化する時代です。だから、会社がずっと続く保証もありませんよね。また、個人も最後までその会社に勤めているということが珍しくなってきています。

世の中がどんどん変わり、未来がどうなるか誰も分からない状況の中で、意思を持たなければ簡単に人生は流されていきます。だから、自分の人生と時間をコントロールし、翻弄されないように努力しないといけない。

―― 「自分はこうしたい!」と思ったときに諦めてしまう人が出てくる環境というのもあると思います。例えば協力者が見つかりにくいとか。

ビューエル:私の会社にシステム系に長けている男性がいるんですね。中途で入社をしたのですが、とても良いアイデアを持っていて、どのシステムを変えれば上手くいくとかもちゃんと分かっているんです。

だから、私が「すごくいいアイデアだからやってごらん」と言ったのですが、彼はまず上司に相談に行くんですね。それで、上司が「ダメ」というからアイデアが通らない。そういうやりとりが3度あって、最終的には私が「いいからやってみて。私が責任取るから」と言って、それで本人が実行に移したんです。

おそらく本人にとって、社長から「自分が責任取るからやってみて」って言われたのは衝撃的だったと思います。でも、それでようやく自分の中で納得できて、アイデアを形にできた。先日「これからもいろいろやってみたいと思います」と言っていましたけど、これって、普段から話しているような関係でないとできないことだと思うんですよね。

周囲を巻き込んでいくためには、日ごろからコミュニケーションをしていて、相手の考えをしっているかどうかは重要だと思います。

―― そのためにfikaの時間が必要なんでしょうね。

ビューエル:上司が堅い人であればあるほど、fikaの時間で情報収集をしておくといいかもしれませんね(笑)。

ダラダラとコミュニケーションを取るのもよくないですが、コミュニケーションを取りやすい環境づくりは必要です。ただ、それをミーティングで解決するのも違っていて、ミーティングは議題があって、それについて話し合うという場です。一方のfikaはコーヒーやスイーツをつまみながら気軽に話す場。食べたり飲んだりという人間の基本的な欲求を満たしながら話すので、相手の話も受け入れやすくなる側面もあると思います。

「自分自身が腹をくくらなきゃ」と思った瞬間

―― ビューエルさんがスタッフさんと1対1で行っているfikaも、どんどんスタッフの方が話をしてくださるそうですね。

ビューエル:毎週水曜日の朝に私の家にスタッフを呼び、1対1で話します。仕事の話をしたがるスタッフもいますが、だんだんと人生観や結婚観の話になってきたりしますよ(笑)。その話が普段考えないことを考えるきっかけになることもあるようです。

―― 社長の家に行くというのは緊張しそうですが…。

ビューエル:そういうスタッフももちろんいますが、部屋の中に2人しかいなくて、お茶と美味しいものを食べながら話していると、どんどん話題が膨らんでいくんです。また、「自分はこういうことを考えているんです」と話すスタッフには、「すごくいいアイデアだから実践してみる?」って促します。すると、急に実現できる可能性が膨らむじゃないですか。そういうプロセスは何度見ても面白いですよね。

やはり仕事は自己実現が大事で、それができなかったらやる意味はないと思います。

―― そんなビューエルさんがこれまで見てきて「すごいな」と思う人を教えていただけますか?

ビューエル:私の会社に入ってきた普通の女性たちが、入社時に「私は結婚したら仕事をやめます」「子どもを妊娠したら退職します」と言っていたのに、100%復職して今もバリバリ働いている姿を見て、「本当にすごいな」と思います。彼女たちはどんどん進化しているというか。

そういう会社になったきっかけとなった人がいるんです。それが、Sさんという女性社員。29歳で「営業がやりたい」と転職してきたのですが、ずっと総務の仕事をしていて、「本当に営業できるのかな」と思うくらいの子でした。でもすごく熱意を感じて営業の仕事をさせてみたら、地道な努力で数字をあげていくわけですね。

そんな彼女が妊娠をしたとき、私が子育てをしながら仕事をしてきたのを見てきたこともあって、「できるところまでやってみます」と言ったんです。それで最初の子どもを生んで、その後復職を果たしました。その時に私も「腹をくくらなきゃ」と思い、子育てしながら働く女性が働きやすい企業に変えていかなきゃと決意したんですね。

Sさんは2人、子どもを産みましたが、子育てをしつつ今も営業として売上を上げてきます。それって本当にすごいなと。そして、ちょっとしたきっかけと周囲からの援助でこんな風に人間は変われるのか、キャリアを積んでいくことができるのかと思いました。

―― 前に行く人の背中を見て、自分もこうしたいと思えるのは理想的な環境だと思います。

ビューエル:さらに、そのSさんを見ているから、皆も続いていけるわけですよね。

―― ビューエルさんご自身は人生に悩んだときに何を大事にして決断をされてきましたか?

ビューエル:これは「自分の魂が喜ぶこと」ですね。自分の心の平安が一番大事だと思っています。自分の中で何が本質的に幸せか考えて選択をするといってもいいでしょう。

―― まさに本書の「自分ファースト」というか。

ビューエル:ただ、誤解していただきたくないのは、「自分ファースト」は自己中のススメではないということです。自分だけが良ければいいということではありません。そうではなく、まず自分が助からないと、他者を助けることはできません。そういう意味で、自分を大切にすることは必要だと思います。

―― 本書をどのような人に読んでほしいとお考えですか?

ビューエル:この本は主に30代から50代の女性の方に読んでほしいと思って書きました。

今の女性は求められているものが多過ぎるように思うんですね。上の世代の人たちは「そろそろ結婚したほうがいいんじゃないか」「子どもを産まずに仕事ばかりしていて」といろいろなことを言います。欧米化とともに世の中が変わって、キャリアを追求したい女性が増えている中においても、まだ古い価値観は根強く残っていて、いろんな要請が女性に向けられています。

もちろん少子化は問題ですが、そんなに多くのことを一人の人間に要求しても、できないと思うんです。そこは外国人労働者受け入れなどの対応策を講じるべきであって、すべてをやれと言っても不可能です。

そんな中で、自分にとって何が一番大切なのか判断基準を持って「自分ファースト」でいこう、と。30代から50代の仕事をしていこうと思っている女性たちに贈りたい言葉として使っています。

また、北欧の働き方、休み方については働き過ぎな男性にとってもプラスになるポイントがたくさんあるので、ぜひ読んでみてほしいですね。

コーヒーの写真

INFORMATION書籍情報

目次情報

  1. まえがき
  2. fikaとは
  3. 芳子ビューエル ライフスタイル・ガイド
  4. 第1章 「fika」ってどんなもの?
  5. 第2章 【fikaが教える考え方】自分らしい生き方のすすめ
  6. 第3章 【幸せの達人に学ぶ】生きるのがもっと楽しくなる6つの方法
  7. 第4章 【北欧式】心地よい毎日を過ごすための9つのキーワード

プロフィール

芳子ビューエル

北欧流ワークライフデザイナー
株式会社アペックス取締役社長/株式会社アルト代表取締役
1998年にJETROから北欧に派遣され、帰国後に北欧の寝具・雑貨等の輸入を開始。
現在では世界的に有名な「menu」等、北欧の大手メーカー7社の日本代理店を務め、北欧雑貨・家具ブームの礎づくりに貢献。
北欧にゆかりが深く、いち早く「ヒュッゲ」文化を日本に紹介した草分け的存在とも言われる。
群馬県高崎にてヒュッゲをコンセプトにしたカフェやインテリアショップも経営している。
www.alto-star.com