いまだから読んでおきたい原爆を知る16冊

夏の花・心願の国

著者:原 民喜  出版社:新潮社  価格:460円  広島

原爆文学の代表的な作品。淡々と凄惨な風景が、その文に映っている。

屍の街

著者:大田 洋子  出版社:日本ブックエース  価格:1050円   広島

原爆投下の瞬間、その直後の惨状を直視した一冊。『夏の花』にならぶ原爆文学の代表作品。


ヒロシマ

著者:ジョン・ハーシー  出版社:法政大学出版局  価格:1575円   広島

1946年発行、「20世紀アメリカ・ジャーナリズムの業績トップ100」の第1位。


はだしのゲン

著者:中沢啓治  出版社:中央公論社  価格:740円   広島

原爆の凄惨さ、恐怖、それでも生き抜く者たちを描いた不朽のマンガ作品。

夕凪の街桜の国

著者:こうの史代  出版社:双葉社  価格:840円   広島

「桜の国」は、被爆二世以降の様子を描いた数少ないマンガ作品。


原爆と検閲

著者:繁沢敦子  出版社:中央公論新社  価格:798円   広島  長崎

原爆投下直後の検閲に迫る新書。惨状を「伝えない」のはどうしてだったのか?


原爆・五〇〇人の証言

著者:朝日新聞社(編)  出版社:朝日新聞出版  価格:735円   広島  長崎

1977年、朝日新聞社が500人を動員して作成したルポ。「原爆とはなんだったのか」を突きつける。


夕凪の街と人と(大田洋子集第3巻)

著者:大田洋子  出版社:日本図書センター  価格:5250円   広島

1953年の広島のルポルタージュであり私小説。原爆はその後長く、因縁を植えつける。


ヒロシマ・ナガサキ 二重被爆

著者:山口彊  出版社:朝日新聞出版  価格:651円   広島  長崎

広島で、そして長崎でその惨状を経験した山口氏の生き方は勇気を与えるだろう。


長崎の鐘

著者:永井隆  出版社:日本ブックエース  価格:1050円   長崎

長崎大学医学部の永井博士が執筆したナガサキ原爆文学を代表する一冊。


ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」

著者:高瀬毅  出版社:平凡社  価格:1680円   長崎

浦上天主堂はどうして残らなかったのか?現代からその謎に迫る。


長崎原爆記―被爆医師の証言

著者:秋月辰一郎   出版社:日本図書センター  価格:1050円   長崎

福島原発事故直後から話題になった、長崎の医師によって書かれた被爆証言。


原爆の子

著者:長田新  出版社:岩波書店  価格:1365円   広島

少年少女たちによる被爆体験記録。世界に知れ渡る本。


黒い雨

著者:井伏鱒二  出版社:新潮社  価格:620円   広島

被爆日記をもとに書かれた、被爆者たちの実像。不朽の名作。


戦争論理学 あの原爆投下を考える62問

著者:三浦俊彦  出版社:二見書房  価格:1575円   広島  長崎

原爆投下は「正しかった」のか、究極の問題を考える。


「被爆二世」を生きる

著者:中村 尚樹  出版社:中央公論新社  価格:798円   広島  長崎

一番大切なことは、私たちがこれから「原爆」とどう向き合っていくか、である。被爆二世たちの活動から、得られるものがあるはずだ。


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