だれかに話したくなる本の話

仕事がスランプ。そんなとき、自分に足りないのは…?

毎週月曜日から金曜日、朝7時から文化放送で放送中の情報ラジオ番組『The News Masters TOKYO』。さまざまニュースやトレンドについて、タケ小山さんとレギュラーコメンテーターが切り込んでいく番組だ。

その中で、本の目利きたちが出演し、今ビジネスマンが読んでおくべき本を紹介するコーナーがある。毎週火曜日の8時25分頃からの5分間のミニコーナー「トレンドマスターズTOKYO BOOK」だ。

11月27日(火)は、総合ニュースサイト「J-CASTニュース」が提供する書籍紹介サイト・「BOOKウォッチ」編集長の木村寛明さんが『ぼくは恐竜探検家!』(小林快次著、講談社刊)を紹介した。

本書は北海道大学総合博物館准教授で、恐竜図鑑の監修も手掛けている小林快次さんが、これまでの道筋を振り返る自伝的な一冊となっている。

小林さんは恐竜の化石で知られる福井県の出身。学校では理科クラブに所属し、地元博物館の化石堀りに参加し、アンモナイトや三葉虫の化石などに触れてきたという。そうした育った環境の恵みを活かしながら、恐竜研究への道に進んできた人物なのだ。

しかし、決してその研究者人生が順風満帆だったわけではないと木村さん。研究発表が上手くできないというスランプに陥ることもあったそうだ。そんな時、友人から掛けられた「君に足りないのは自信だよ」という言葉が後に大きく成長するきっかけとなったという。

「(自信を持って伝えることの大切さに気付かせてくれる)このエピソードはプレゼンテーションの機会が多いビジネスパーソンにも参考になる」と木村さんが話せば、タケ小山さんも「少年の頃に戻れるし、プラスしてビジネスパーソンにも役立つ情報が詰まった本だね」だと本の内容に太鼓判を押していた。

The News Masters TOKYO公式ホームページ
・タイムシフト試聴はこちらから…radiko(The News Masters TOKYO)(12/3まで試聴可能)

(新刊JP編集部)

ぼくは恐竜探険家!

ぼくは恐竜探険家!

気鋭の恐竜学者・小林快次氏の道のりが一冊の本に。

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