著者:小倉 広
出版社:明日香出版社
定価(税込み):1470円
ISBN-10:4756913008
ISBN-13:978-4756913005
こんなことをいきなり言われても実感が湧かないかも知れないが、実は、「33歳」という年齢は人生の中で非常に重要な時間だ。
大学を卒業し社会人としてスタートして約10年が経過し、仕事面では中堅として係長や課長といった管理職を任されるようになる。一方でプライベート面では、家庭を持ち、子どもが生まれ、仕事と家庭の両方で大きな変化が起こる時期なのだ。
つまり、その後の人生は、この「33歳」という歳をいかに過ごすかによって決まるといっても過言ではない。
では、自分らしいキャリアを築くために、33歳という年齢をいかに乗り切ればいいのか。そのヒントが詰まっているのが本書だ。
「生き方」「仕事」「キャリア」「遊び」etc…何をするか、どう言うか、どう行動するか。
1つ1つの選択が、実はその後の人生に大きな影響を与える。軸がない行動は無駄に消えてしまう。
世の中の先輩社会人たちに33歳という年齢について聞いたところ、口を揃えて「仕事が一番面白く、充実するとき。仕事に励んで欲しい」という言葉をもらった。
人生を本気で充実し、面白くしようと思っているビジネスパーソンは必ず読むべき一冊だ。
(新刊JP編集部)
第1章 33歳からの「生き方」のルール
他人に人生を支配させるな
大人になるとは裸になること
失敗したら謝ればいい
自信の取り戻し方
自分がイヤになった時に
過去を100%肯定する
カッコ悪いがカッコイイ
「業」が深い自分を認めること
他人のためは自分のため
オジさんになるな
第2章 33歳からの「仕事」のルール
趣味なし上等。仕事バカ上等
仕事で泣けてる?
べき論を止めよう
期待を超える、って痛快
残り5%に手を抜くな
小さな約束を守るのが大人
力がしぼんでしまった時は
一人の仕事はいつも最後に
できないことを人にさせるな
緊急でない重要事項で人生が変わる
第3章 33歳からの「キャリア」のルール
キャリアデザインするな
「やってみたい」を仕事にするな
天命の見つけ方
独立、という手もある
会社へしがみつけ
スキルじゃない
ウルトラCはない
上司のせいにしない
「いつか後で」は一生実現しない
むかでのダンス
第4章 33歳からの「習慣」のルール
朝早く起きる
1日10分手帳を眺める
ブレークダウンする
1日1回自分を取り戻す
小刻みな谷間に本を読む
月1回行きつけの店へ通う
毎日湯船に浸かる
長期休暇の予定を立てる
アイディアをメモる
年3回両親に会いに行く
第5章 33歳からの「上司・部下」のルール
上司をたてろ
上司に噛みつけ
嫌われ役を買って出ろ
上司を追い抜かせ
後輩にびびれ
部下を真剣に叱れ
部下へ謝れ
お客様へ苦言を
お客様へ恩返し
仲間を助けろ
第6章 33歳からの「人づきあい」のルール
心尽くしは時間尽くし
小さな約束を守る
相手のために、は独りよがり
話すよりも「聴く」
パワーバランス
相手を変えようとするな
被害者のふり
プチ自慢、禁止
腹を見せよう
「借り」をつくるのも度量
第7章 33歳からの「家族」のルール
奥さんを包みこめ
奥さんの問題を解決するな
不機嫌な奥さんを放っておけ
結婚という約束を守れ
亭主関白であれ
イキイキとしたパパになれ
子供が思い通りになると思うな
大切な人の大切な人を大切にしろ
正月は家族と過ごせ
第8章 33歳からの「衣食住」のルール
30代はマンションを買うな
都心に住め
男なら書斎を持て
睡眠へ投資せよ
お気に入りのペンと時計を持て
マネキンまるごと買え
毎朝、朝飯を喰え
第9章 33歳からの「遊び」のルール
忙しい時ほど良く遊べ
もてたければ仕事しろ
一流に触れよ
伝統芸能に触れよ
ライブ!へ行け
映画とJAZZ
旅先でおばちゃんと
シェフ並みに詳しく
冒険家を卒業せよ
第10章 33歳からの「金」のルール
せこい貯金をするな
それは投資か?
時間を買う
「おごる」こと
気分を買う
貯める口座を分ける
ローンを組まない
ちょっと高めの方を買え
買うより捨てろ
金じゃない