決算書でよむ企業と業界力

『決算書でよむ企業と業界力』書籍情報


 書名:決算書でよむ企業と業界力
 著者:國貞 克則
 価格:¥800(税込)
 出版社:ベストセラーズ
 発売日:2010年3月8日
 ISBN(13桁):978-4584122709
 ISBN(10桁):4584122709

『決算書でよむ企業と業界力』目次

  1. 第1章.
    決算書は簡単に読み解ける
  2. 基本財務3表とは何か
  3. 決算書は企業の3つの活動を表しているだけ
  4. 4つの数字だけで事業の効率が見えてくる
  5. キャッシュフローのパターンから会社の様子が見えてくる
  6. 会計の初心者のための財務分析のポイント
  7. 図解分析法の提案
  8. 財務分析の手順の説明
  9. 期間比較と同業他社比較の重要性
  10. <実例>キリンとアサヒ
  11. <コラム>「財務分析指標の計算式について」
  12. 第2章.
    財務諸表と株式指標の関係を知る
  13. 配当とは何か
  14. 配当性向とは何か
  15. ROE(自己資本利益率)が大切なわけ
  16. PBR(株価純資産倍率)は市場の評価を表している
  17. PER(株価収益率)は市場の見通しを表している
  18. 財務諸表と株式指標の図解によるまとめ
  19. <実例>スズキ
  20. <コラム>「自己資本と純資産合計について」
  21. 第3章.
    図解分析で企業と業界力が見えてくる
  22. 1.〈放送〉 利益漸減のテレビ業界
  23. ◆フジテレビ、TBS、日本テレビ、テレビ朝日
  24. 2.〈医薬品〉 がっちり利益を貯めこむ医薬品業界
  25. ◆武田薬品工業、アステラス製薬、第一三共、エーザイ
  26. 3.〈海運〉〈航空運輸〉 海運と空運の差は歴然
  27. ◆日本郵船、商船三井◆JAL、ANA
  28. 4.〈スーパー〉〈百貨店〉 笑うスーパー2強と苦しむ百貨店
  29. ◆セブン&アイ、イオン◆三越伊勢丹、島屋
  30. 5.〈畜産加工食品〉〈調味料〉 1社突出の食品業界
  31. ◆日本ハム、伊藤ハム、プリマハム、丸大食品
  32. ◆味の素、キユーピー、キッコーマン、ハウス食品
  33. 6.〈コンピューター・電機〉〈民生用電気機器〉 業績や方向性に差があるデンキ業界
  34. ◆日立製作所、東芝、富士通、NEC
  35. ◆パナソニック、ソニー、シャープ、三洋電機
  36. 7.〈<鉄鋼・化学〉 重厚なる日本の装置産業①
  37. ◆新日本製鐵、JFE、神戸製鋼所、住友金属
  38. ◆三菱ケミカル、住友化学、旭化成、三井化学
  39. 8.〈製紙〉〈繊維〉 重厚なる日本の装置産業②
  40. ◆王子製紙、日本製紙、レンゴー、三菱製紙
  41. ◆東レ、帝人、三菱レイヨン、ユニチカ
  42. 9.〈不動産〉 総資本回転率の小さい不動産業界
  43. ◆三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産
  44. 10.〈総合建設〉 4社横並びのゼネコン業界
  45. ◆鹿島建設、清水建設、大林組、大成建設
  46. <コラム>「使用したデータに関する注意事項」
  47. 第4章.
    業界に横串を入れて比較する
  48. 業界トップの企業を比較する
  49.  売上高順、総資本順、時価総額順、ROE順、5年間売上増加率順、5年間下落率順
  50. 業界ごとの平均的なPLとBSのパターン
  51. 業界トップと業界4位の違いとは?
  52. 視野を他業界へ、そして世界へと拡げる
  53.  ◆トヨタ◆ファイザー◆ミッタル

『決算書でよむ企業と業界力』書籍紹介

 今の時代、財務・会計に直接関わっていない人でも財務諸表、いわゆる決算書を読むことができ、企業の経営状況を把握できる能力は必須と言えます。

 しかし、財務3表(貸借対照表・キャッシュフロー計算書・損益計算書)は難解なイメージがあり、苦手意識を持っている人は多いはずです。

 『決算書でよむ企業と業界力』はまさにそんな人のための一冊。
 会計の素人を、財務3表の読み方を完全に理解できるレベルまで引き上げてくれます。その秘密は著者オリジナルの図解にあります。

 また、第3章では日本航空や全日空、パナソニックなど61社の図解・財務3表をもとに、企業の経営状況や財務体質を解説しているので、第1章、第2章で得た財務3表の読み方を実際の企業に当てはめることで確認することができます。

 就職・転職活動や営業マンでも、企業分析や経営状況を知らなければならない場面は確実に増えています。

 素人でも始められる財務・会計の入門書として、本書から得られるものは数知れません。
 本書を読めば、決算書が思っていたよりも単純で理解しやすいことがわかるはずです。
(新刊JP編集部)

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※こちらの図版の説明は新刊ラジオ内でも紹介させて頂いております。

執筆者

國貞 克則
1961年生まれ。83年東北大学工学部卒業後、神戸製鋼所入社。海外プラント輸出、人事などを経て、2001年にボナ・ヴィータ コーポレーションを設立して独立。著書にベストセラーになった『決算書がすらすらわかる財務3表一体理解法』『財務3表一体分析法』(朝日新書)など。訳書に『財務マネジメントの基本と原則』(東洋経済新報社)。六本木ヒルズの人気ビジネス講座「1日で学ぶ決算書の読み方」で毎月講師を務める他、全国の大手企業からセミナー、研修会に招かれて超多忙な日々を送っている。日経ビジネス・オンラインで月1回「財務3表で読み解くニュースな企業」を連載。第1回目は15万ヒットという記録を打ち立てた。丸善本店(オアゾ)でも日経ビジネススクール「財務諸表マスター講座」を持っている。