
- 定価:
- 1,500円+税
- 著者:
- 佐々木 惇
- ISBN-10:
- 4827208999
- ISBN-13:
- 978-4827208993
年商4500万円超の経験者が教える「Amazon輸出」で儲けるための“考え方”
流行の移り変わりが激しいネットビジネスの世界ですが、ここ2、3年の間、注目を集めているのが「Amazon輸出」です。
「Amazon輸出」は、インターネットを使った個人輸出ビジネスの一つで、世界最大の通販サイト「Amazon」のマーケットプレイス機能を使って日本の製品を海外に売り出し、利益を得るという仕組みです。
特に2013年以降、「アベノミクス」によって円安が進み、輸出ビジネスが活況になるなかで関連書も出版され、「Amazon輸出」に挑戦する人は増えました。
ところが、大半の人が思うような成果を上げていないといいます。
それは一体どうしてなのでしょうか?
公認会計士協会準会員である佐々木惇さんは、副業としてはじめた「Amazon輸出」が軌道に乗って年商4500万円を超えるほどとなり、2014年7月に会社を設立。今は「Amazon輸出」に関するコンサルティングの仕事もしているといいます。
『現役トップセラーが教える Amazon輸出の教科書』(ぱる出版/刊)はそんな佐々木さんがノウハウを伝授してくれる一冊。「Amazon輸出」というビジネスモデルを理解するところからはじまり、「考え方」をみっちりと教えてくれます。
■「Amazon輸出」で利益をあげるために検討すべき3つのこと
どうして利益がなかなか出ないのでしょうか。
佐々木さんは、「Amazon輸出」で利益を上げるためには、いくつか検討すべきことがあると言います。それが以下の3つです。
- 売上を増やす
- 仕入原価を安くする
- 経費を安くする
この中でさらに重要なものが(2)「仕入原価を安くする」です。「Amazon輸出」は販売価格が勝負になるため、価格を上げることになる(1)はかなり難しい。そうなると、どうしても(2)と(3)が鍵となります。
特に(2)は物販のキモ。仕入値を下げることで、利益が増えるだけでなくライバルが参入できない価格で勝負することができ、完全にブルーオーシャン化することも可能なのです。
■仕入原価を安くするには、○○から仕入れろ!
本書では、流通の仕組みを図表で説明した上で、どのポイントを抑えるべきかを教えてくれます。では、仕入原価を安く済ませるにはどうすればいいのでしょうか?
答えは、「より上流から仕入れる」ことです。
「上流」とはいわばメーカーなどのこと。一番コストが抑えられるのはメーカーと直取引をすることです。また、卸売り店から仕入れても、小売店よりは仕入値を抑えられるはずです。
ただ、副業としてやっている人の中には「そんなに本格的にできない」と思う人もいるでしょう。佐々木さんは小売店からでも安く仕入れる方法として、「安い仕入先をネット上で比較して探す」「安い国から輸入する」「実際の店舗で仕入れる」といったことをあげています。
本書はこれから「Amazon輸出」をはじめる人はもちろんのこと、中級プレーヤーにも役立つ情報が明かされています。
「Amazon輸出」というビジネスをいかに軌道に乗せ、そして利益を最大化していくか。その「ビジネス」の考え方の部分を叩きこんでくれるので、長く読み返すことができる一冊です。
(新刊JP編集部)
- プロローグ
Amazon輸出ビジネスの全体像を見る -
- この章で学ぶこと
- 世界最大級のオンラインストアの1つ「Amazon」
- Amazon輸出ビジネスを徹底解剖する
- 海外のAmazonで人気の日本の商品はどんなもの?
- 【コラム1】英語ができなくてもAmazon輸出はできますか?
- 第1章
Amazon輸出ビジネスを始める準備をしよう -
- この章で学ぶこと
- Amazon輸出に必要なもの
- ペイオニアって一体どんな会社?
- Amazonのセラーアカウントを作ろう!
- セラーセントラルの使い方を把握する
- 送料と配送までの日数の設定
- 輸出できない商品や出品してはいけない商品を知っておこう
- 【コラム2】輸出が規制されている商品はチャンスの可能性も?
- 第2章
本当は教えたくない「無在庫販売戦略」の考え方と実践 -
- この章で学ぶこと
- Amazon輸出の販売方法は大きく分かれると3つだけ
- 理想のビジネスモデル?なぜ無在庫販売が稼ぎやすいかを考えよう
- 無在庫販売のデメリットを把握しよう
- 出品は簡単。でも本当に大切なことは他にある
- 売れるために必要なのは出品よりも価格改定
- 出品後の在庫管理が本当に大切
- Amazonの規制(ポリシー)違反に要注意!
- ターゲットをあえて決めない?
- 【コラム3】Amazonの経営理念から見えるAmazonという会社
- 第3章
本当は教えたくない「商品リサーチ」の考え方と実践 -
- この章で学ぶこと
- リサーチする上で大切なこと
- 日本人セラーとしての強みを生かそう
- 商品リサーチと出品戦力との切っても切れない関係
- ライバルに差をつける具体的な商品リサーチ方法と実践
- 具体的なリサーと手法の解説
- 【コラム4】ツールは必要か必要でないか?ツールに対する大事な考え方とは
- 第4章
本当は教えたくない「出品と価格設定・改定」の考え方と実践 -
- この章で学ぶこと
- すべらない価格設定方法とは?
- 販売価格はなにかできているか?
- 具体的な送料の設定方法
- EXCELでの効果的な送料の設定方法とは
- ペイオニアの手数料と為替の影響はどうする?
- 売れるために利益計算はどうする?
- 利益率ってなに!?
- 昨日の敵は今日の友?ライバルセラーと比較
- 実はみんな知らない、さらに売れる方法
- BUYBOX(ショッピングカート)の謎を追う
- セラーの価格比較は一瞬
- 出品時の価格設定の実践
- ツールを使った出品価格情報の取得
- 価格改定の実践
- 【コラム5】実店舗で商品が売れる仕組みを考えてみよう
- 第5章
実は一番大切!?無在庫販売での「在庫確保」の考え方と実践 -
- この章で学ぶこと
- 無在庫販売の急所は在庫管理
- 在庫確保の方法と制する者が無在庫販売を制する
- 手動で商品情報を取得する場合
- 大量架空在庫を自在にマネジメントする方法とは
- 【コラム6】価格改定と在庫管理の大切さの体験談
- 第6章
ライバルに差をつける「仕込業務と発送業務」の考え方と実践 -
- この章で学ぶこと
- 利益を増やすために真っ先に検討すべきこととは?
- 大切なのはより上流から仕入れること
- ライバルに差をつける仕入方法:小売店からの仕入をマスターしよう
- より上流の仕入先である卸売問屋やメーカーからの仕入れに挑戦しよう
- 仕入の効率化に意外なほど便利な厳選アプリ
- 女性が強い仕事!梱包作業は丁寧さが大事!
- 【コラム7】マイルやポイントをためて、1粒で2度おいしいAmazon輸出
- 第7章
さらに月100万以上の「売上を伸ばす」考え方と実践 -
- この章で学ぶこと
- 月商が100万円を超えたあたりから業務の外注化を考えよう
- さらに売上を伸ばすための外注化にあたって考えなくてはいけないこと
- バイトさんと外注さん、どっちがいい?
- 《実例》外注化の流れ
- 実際にSOHOさんを雇うにはあのサイトを使おう
- 作業のチェックはキーポイントを設定することが重要
- 【コラム8】外注化によって被災地に雇用を創出し社会貢献する
- 第8章
Amazon輸出で困ったときのQ&A -
- Q:海外発送でトラブルになったときはどうすればいいですか?
- Q:Amazon輸出の実践者が多くなってきて稼げなくなりませんか?
- Q:海外発送はちゃんと届かなかったりしませんか?
- Q:アカウントの「審査」が入ったときはどうすればいいですか?
- Q:アンダーバリューはしたほうが得って聞きましたが?
- Q:英語の翻訳をうまくするコツはありますか?
- Q:やっと売れた商品の在庫がない! どうすればいいですか?
- 【コラム9】相手も人間だもの、きっとわかってくれます
- あとがき

佐々木 惇(ささき・あつし)
1983年7月生まれ。神奈川県伊勢原市出身。マリールイズ美容専門学校卒。
合同会社TRUSTJAPAN 代表社員/CEO。公認会計士協会準会員。
高校卒業後、美容師として4年半務める。最難関資格試験の一つである公認会計士試験受験を決意し、まず専門学校の学費を貯めるため、金融機関に派遣社員として入社。しかし勤務と勉強のハードな生活がたたり、尿管結石を患い、金融機関を退職、勉強に専念。公認会計士試験論文式試験を突破(2015年1月公認会計士修了試験受験予定)。合格後、東京都千代田区にある中堅監査法人に勤務しながら、独立に向けて副業で海外販売を開始する。Amazon輸出での年商が4500万円を超え2014年7月に会社を設立し、コンサルティングを開始し、自身のノウハウを伝えた弟子が次々と稼ぐようになっている。
◎ホームページ
http://trustjapan.co.jp
◎ブログ
http://atusicpayusyutu.com/attackonworld/

- 定価:
- 1,500円+税
- 著者:
- 佐々木 惇
- ISBN-10:
- 4827208999
- ISBN-13:
- 978-4827208993