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インタビュー

―この『億万長者専門学校 実践編』は、シリーズ22万部の最新作とのことですが、まず本シリーズのどのような部分が、読者の皆さんに受け入れられていると思いますか?


まずは、経済的に豊かになるということが多くの人にとって関心の高いことだということだよね! ただ、みんな億万長者になりたいというよりも、満員電車に乗りたくないとか、値段を見ないで服を買ったり、ディズニー・シーに行ってホテルミラコスタに泊まりたいとかいうのが、リアルな話だったりするよね。

でも、これってよく考えたら、億万長者にならなくても出来ちゃう事じゃないですか。

だから、ちょっとした不便な事や、手が届きそうで届かないことが、億万長者になれば一発で解決するんじゃないかっていう漠然とした魔法の杖みたいなものであって、それが漠然とした魔法の杖である限り、全然手に入らないわけ!

本当は、お金があると、他人に必要とされてる!って感じたり。誰かを見返したり、親に誇りに思ってもらったり。もちろんモテたい!とかね。それが億万長者になったら叶うはず!みたいな。
だから、億万長者って多くの人には漠然としたキーワードでしか無いんだよね。

―なるほど。では、実際に必要なのは億万長者の言葉からイメージされるような多額のお金ではなくて…。


お金を自分で産み出す方法を知ってるって事。
ほとんどの人は一歩踏み出せない理由が、『お金がない』『時間がない』『自信がない』なんだよね。この3つは「世界三大言い訳」と言われてるんだ。だから「お金がないからやらない」んじゃなくて「お金がないからこそお金を学ぶためにお金をかける!」なんだ。 僕はお金がない時に一番自己投資した。だって、そうすると給料を待つ人生が成り立たなくなるから、お金を作り始めなくてはならなくなるんだよね。
お金を作り出せる、時間を作り出せる、自信を作り出せる力があったら、ちょっとそうぞうしてみて?人生はかなり豊かになる感じしない?

実を言うと、お金があっても、お金に対する不安をなくならないんだよね。
1億あろうが、10億あろうが、結局今まで以上に、お金や時間が不足しているって感じたりしちゃうわけ。
だから億万長者は、ゼロからお金をどんどん作り出せる人の事って定義しているんだ。

―本書の中に、“「お金があれば自由になれる」と考える人ほど、自由になれない”という言葉がありますが、このフレーズはとても印象的でした。今では「楽して稼ぐ」という風潮もありますが、目先のお金だけに縛られてはいけないとも思います。


楽して稼ぐ、というものの代表的な例といえば宝くじね。イギリスのドキュメンタリーで言っていたんだけど、統計によると、宝くじは毎日50枚買っていれば2500年後には、大当たりするらしい。(笑)たまたま当たる人もいるけど、再現性がないよね。当たった後はもう増えないし、減っていくだけ!うれしくなーい!

例えば歯が痛いけれど、手術はもっと痛い。しかし、痛いのは嫌だからといって、放置しておくと、歯がなくなっちゃったり、もっと痛い思いをしたりするよね。
短期的な痛みを避けると、長期的な痛みになるわけ。逆に短期的な痛みを受け入れると、長期的な痛みを避けることができるようになったりする。これが成功と人間の元来の性質が正反対だって事が原因!だから自然に任せると貧乏になるよ0。脳はある意味怠け物だからね。

楽して稼ぎたいのは人の本能。でも楽に稼いだお金からは、感動や充実感、達成感は得られない。オリンピックで何をやっても楽勝で金メダルとれたら、もう金メダルがありがたくないし、やる気もどんどん無くなる。それと同じように、億万長者になっても、退屈や無力感、無気力、生きてる実感を失ったり、でもそんなのが欲しいんじゃないよね。

―確かにそうです。たしかに、欲しいのは、充実してイキイキした人生ですね。


僕は恋愛についてのセミナーも主催しているんだ。そこで、男性女性両方に好みの異性のタイプを聞くと、トップ3はほぼ全部優しい人系なんだよね。ほかに守ってくれる人、安心できる人とかね。全部安全系。逆に一緒に冒険できる人とか、一緒にわくわくできる人という答えはほとんど出てこない。結局、自分を傷つけない人がいいということなんです。みんな、傷つくのが怖いだけ。これ、お金に関してもいえることで、損をしたくない。だから楽に稼いで、損をしないビジネスをしたいと思ってる。動物的本能だからね。

楽をして儲けるというのが「アイデアを絞って、みんなにメリットがあることをする」という意味なら良けどね。何も価値を産み出さず、儲けたいだけなら、実はけっこうそれって効率悪いし、リターンも小さいんだ。

―本書は「実践編」ということですが、気をつけた部分はありますか?


実践編の理由は、一冊目を執筆する段階で、10冊じゃ足りないくらいのコンテンツ量で。
もっともっと高度な話をしたいんだけど、やはり多くの人が自由な人生を生きるきっかけになるためには、一番簡単なコンセプトからだよね。だから本当に伝えたい事までは伝え切れて無くて、だって、本当にちゃんと学べばほとんどの人が10年後には、かなりビジネスが順調でかなりワクワクで幸せな人生になってるってわかるから。

だから書ききれない事がいっぱいあって、その残りの90%の一部である、ステップ2の実践な技術を書いたんだ。

なぜ日本人に億万長者が少ないと思う?日本にはお金を作る仕組みを教えてくれるところがないんだよね。もちろんビジネスを教える学部や研究機関もあるけど、それは、すでにあるビジネスをどう改善するかの学問ばかり。でも、重要なのは「どう起業するか、どういう風にお客さんを集め始めるか、どう成長させるか」。つまりビジネスの秋と冬を教える所は多いけれど、春と夏の教育がないわけ。

たいてい、お金は自分で作ったほうが、経済的に自由になりやすい。でも、お金の作り方をみんな知らないんだ。たくさん貯めれば大丈夫じゃなくて、お金の作り方を知る。つまり、人がお金を出したいと思うような価値を産み出し、価値を大きくしていくこと。それを学んでしまえばどこにも就職しなくてもお金には困らない!ってことなんだよね。

―お金の作り方というのは、具体的にはどのようなことでしょうか。


みんなが必要としているニーズを充たすこと。みんなが欲しくてたまらないものを持っている、紹介できる、売る。つまり、みんなが望んでいることを解決する、具体的に納得できる商品を作り出すこと。そのための考え方を、この実践編に詰め込んだんだよね

―では、億万長者になるためにまずは何をすべきなのでしょうか。


まずは始めてみること。転んでもやる! ただ、まずは慣らしが必要だね。僕は以前、海外でダイビングの資格を取りにいったことがあるけど、まずは20、30メートルくらいの深さで慣れていくんだよね。なぜなら、急に深く潜ってしまうと水圧の関係などで、死亡してしまう可能性があるから。
それはビジネスも同じで、そこにあるリスクを学んで初めて楽しめる。最初に執筆した『億万長者専門学校』の位置づけは、まさに学ぶというところにあったんだよね。
そして、この『億万長者専門学校 実践編』は、さあ行こう!というところ。そのときに必要な5つの実践ルールや、具体的な6つの能力をあげているよ。そういったことを学ばずに起業してしまうと、後から不足しているものは気づけないんだよね。自分がトップになるわけだから、誰も突っ込んでくれる人がない。ただ、売り上げには失敗という形で反映されるだけなんだ。

―では、最後にインタビュー読者の皆様にメッセージをお願いできますか?


実は英語に関する本も出版しているのだけど、英語もお金も、そして恋愛も、かなり近いものがあるんだ。それは、英語ができるようになるのも、億万長者になるのも、そして恋愛も、チャレンジしたい気持ちはあるけれど怖くてなかなか踏み出せないという人が多いんだよね。
でも、いきなり最初からレベルの高いものを求めてしまうと、より難しくなってしまう。まずはゲームのように、楽しく、過程を楽しみながら、笑いながら工夫してクリアしていくことが大切なんだ。そして一面がクリアできたら、二面、という具合に一つ一つできることを増やしていきながら、次のところに行く。この本はその第一歩、第二歩になるってことなんだ。

ただ、本を読むだけでは限界があるよね。僕はセミナーで「7つのワールド」という話をよくしているんだけど、本を読んでも「いまの環境では無理」とあきらめてしまうこともあるかもしれない。それは最初のワールドの環境レベルにいるっていうこと。でも、あきらめずに自分の今いる環境の中でできることを実践し、どんどん成長してほしいね。環境のレベルから次の行動のレベルへ行くんだ。そして行動していると、色々な可能性が広がってくるけれど、いずれまた限界にぶち当たる。そこが行動のレベルの限界。そうしたらまた壁を乗り越える次のレベルに行くために成長する。そしてそこでブレイクスルーが起こると、3つめのレベルである能力アップのレベルに行く。

行動のレベルでは行動の「量」を増やすことがメインだったけれど、能力アップのレベルでは行動の「質」をあげるために得意なものをさらに伸ばし、苦手なことさえ克服するレベルになるんだよね。
行動の質を上げることによって、結果を変えることができる。でも、量の世界も限界があり、質の世界にも歩留まりがある。このレベルでは最終的に、質と量の限界に来るんだ。

そこで必要になってくるのが4つめのレベル、パラダイムシフトの世界。もうここまでくると、大量行動が出来る、必要なスキルにはお金と時間をかけてセミナーやトレーニングを受けて学びまくる。自分の思い違いや勘違いに柔軟になる。お金の作り方も時間の作り方も自信の作り方もどれも習得実践して、お金がない、時間がない、自信がないというのは問題にならなくなってくるんだよね。まだあと3つのレベルがあるけれど、この本を読んで実践して、このレベルまでにはぜひ行って欲しい。

僕はこうした光り輝く人たちがもっともっと増えれば、日本が元気になり、子どもたちにも希望を与えることができるようになるって思っているんだ。それがこの本を書いた理由。ぜひ、みんなもそんな大人になって、一緒に未来を作って欲しいな。

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