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磯崎哲也 1961 年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。長銀総合研究所
で経営コンサルタントなどを経験。98 年からベンチャービジネスに関わり、カブドットコム証券、ネットイヤーグループの設立に参画。磯崎哲也事務所代表。ブログ「isologue」が大評判。

AUTHOR’S FILE 大原ケイ

資金調達方法はいろいろ。
ベンチャーによって社会を活性化するために必要なファイナンスの知識を得る。

 「不況時ほど起業のチャンス」と、この著書は始まる。数多くの起業セミナーで講師を務める著者、磯崎哲也は「ベンチャーの次の波がもうすぐ来る」と感じている。
「最近の若者は覇気がないなんて誰が言ったのか?20代から30代の半ばを中心に、問題意識をもち、なんとかしなければいけないというすごい熱気が、まるでマグマのように渦巻いている」...

つづきはGQ JAPAN.1月号をご覧下さい。

BOOKS

『起業のファイナンス』

『起業のファイナンス』

磯崎哲也著/日本実業出版社

ベンチャー支援のプロが教える起業経営とベンチャーファイナンス。日本におけるベンチャー企業の実態から、ファイナンスの全体像、資本政策の実例が満載。起業を目指す人、起業をサポートする専門家だけでなく、ビジネスの基本を学びたい人も必読!
『現代の金融入門』

『現代の金融入門』
池尾和人著/ちくま新書

金融に関する全体像が把握できる分かりやすく書かれた金融の入門書。金融論の第一人者による、簡潔にまとめられた一冊。サブプライムローン問題から、中央銀行の金融政策、企業の金融調達などにも触れられた内容で、現代金融の全貌を理解することができる。

『借金を返すと儲かるのか?』

岩谷誠治著/日本経済新聞出版社

革命的アプローチで会計を解説。会計を敬遠する人こそ手に取るべし。B/S やP/L などの財務諸表の仕組みや、数字が
どう動くと利益が増減するのかなど、会計の根本をビジュアルと斬新なアプローチで解説。会計が苦手という人にも分かりやすい内容と評判。

新訂 孫子

金谷 治訳/岩波文庫

ベンチャービジネスにも相通ずる内容。古の兵書の知恵を現在に生かしたい!中国最古の兵書。ここにある戦いにおける論議は、ビジネスや人生全般の問題にも適応しうる。アメリカの金融関係にも支持者が多いという。ベンチャーという戦いの場に臨む人におすすめの一冊。