新刊JP FEATURING 「情報は1冊のノートにまとめなさい」奥野宣之

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誰でも今すぐできる「ローテク知的生産術」それが100円ノートで作る、万能「情報整理ノート」

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新刊JPでこっそり紹介

100円ノート情報整理術を少し覗いてみましょう

使うものは100円ノートとペン!

効率的な「ローテク知的生産術」を達成するために、まず準備するものは、1冊のノートです。 それも、コンビニで売っている100円のノートで良いのです。 え!?100円ノートでいいの?それで本当に大丈夫なの?と思う方もいらっしゃるかも知れません。 その問いに著者はこう答えます。「100円ノートは品質がいい。紙質の面では、 そこらへんの高級ノートを上回っています」

ノートはA6版で!

使用するノートはA6のサイズがベストです。サイズとしては文庫本とほぼ同じで携帯に便利、 ポケットにも入る大きさです。この大きさならばすぐにノートを取り出せますし、 書き込むことができます。持ち運びにも便利です。

さらに、A6版はハガキや写真を貼るのにもちょうどいいサイズ。 A4の書類だって1回折るだけで貼り付けられちゃいます!

これで準備OK! いよいよ実用開始!

さて、いよいよこの100円ノートを使っていくわけですが、このノートを使いこなす上で特別なテクニックは必要ありません。基本的には「書く」「貼る」が中心です。ただ、いくつかのルールや様々な工夫方法はあるので、この本に掲載されているルールや工夫方法のなかからほんの少しを紹介します。

100円ノートで情報整理

一元化を徹底する

とにかく何でもノートに書いておくこと。今までメモ紙に書いてきた、ちょっとしたことまで全てノートに書き込みましょう。そうすれば捨てたメモ紙が後日必要になって慌てる、なんてこともなくなります。

時系列を守る

時系列に書き込んでいけば、情報の検索がしやすくなります。カテゴリ分けはしません。

とりあえず貼る

例えば観光施設のガイドマップや取扱説明書。こうした、いちいち書き込むことが面倒なものもあります。そういうときは、資料を貼ってしまいましょう。

スケジュールシートも作ってしまおう

市販手帳はカスタマイズの自由度が低く、使いにくいと思ったことがある方はスケジュールシートを作りましょう。例えば、24時間の予定が書き込めたり、日曜始まりであったり…。ノートの中にスケジュールシートを作れば、その日が過ぎた後も行動の記録として使うことが出来ます。

情報検索しやすいようにする方法

ノートでの情報整理術の肝は「索引」。ノートを使い切ったら、表紙にノートの番号と試用期間を「六桁ラベル」で書きましょう。「六桁ラベル」とは例えば2008年4月22日であれば、「080422」となります。4月1日から4月22日まで使った3代目のノート場合は、「【3】080401-080422」です。

のちのち、そのノートの情報を必要とするときが来るかも知れません。ノートの表紙に日付を書いておけば、参照する際にとても便利になるでしょう。

本棚に収納できます

使い終わったノートは本棚に収納します。ここでも「A6」というサイズが生きてきます。文庫本とほぼ同じサイズなので本棚に入りやすく、なおかつ出し入れもしやすい。番号を書いた紙を背表紙に貼っておくと、さらに分かりやすくなります。

本書内ではさらに効果的な情報整理術・知的生産術を紹介!