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新刊JPトップ > 特集 > 『ヒットを生み出す最強チーム術 キリンビール・マーケティング部の挑戦』

書籍名:ヒットを生み出す最強チーム術 キリンビール・マーケティング部の挑戦
著者名:佐藤 章
出版社:平凡社
定価(税込み): 735円
ISBN-10:4582854877
ISBN-3:978-4582854879

書評

はじめに
第1章 「一番搾り」リニューアルの舞台裏
ロングセラー商品が持つ課題
「とりあえずビール」はもはや死語
健康ブームと本物志向
従来からのファンを裏切ってはいけない
リニューアルの方向性が見えた瞬間
日本独自の価値とは何か
「このコンセプトなら心中できる」
商品は世に出たら、消費者のもの

第2章 落ちこぼれからのスタート

やりたいことはモノをつくる現場にある
「よろず型営業」で俯瞰力を磨く
開発部門への異動、そして挫折
「つくるんじゃない。醸し出すんだ」
キリンビバレッジへ異動
チームの力で缶コーヒーの常識をぶっ壊す
従来の組織構造を打ち破る
チーム制=合議制や民主主義ではない
コラム 商品開発の掟一四か条

第3章 〝確信犯"がヒットを生む

新商品の成否は仮説の立て方で決まる
サイコロジカル・マーケティング
思考軸1 「嗜好品」か「大衆商品」か
思考軸2 俯瞰で広く市場を見渡す
思考軸3 時代の気分と逆の方向に行ってみる
思考軸4 歴史はくり返す―サイクルとトレンドに注目
思考軸5 帰納法か演繹法か
〝非連続"を生まなければ会社は死んでしまう
テクニック1 カウンターパンチをくり出せ!
テクニック2 「くくり上がり」&「軸ずらし」
ヘビーorライト? どのユーザー層を掛け合わせるか
消費者が心で何を感じるか
コラム サプライズを探せ!
「午後の紅茶」リニューアルの場合

  

第4章 商品開発は異種格闘技

「壁打ち」で共犯意識を高める
刺激的な球で化学反応を起こす
ごった煮チームが天才を打ち負かす
危機感の共有が会議を盛り上げる
コラム 世界初アルコール〇・〇〇%への挑戦! 「キリンフリー」開発秘話

第5章 言葉をいかに磨くか―会議とプレゼンの技法

ひと言で言い表すのが基本原則
ジュワ! ボッ! あえて擬態語を使ってみる
「くるくる」が若者の心をとらえたワケ

毎日、言葉の〝筋トレ"を行う
プレゼンシート一枚=六〇字以内
枯渇する前にインプットのシャワーを浴びる
インプット1 テレビ一〇倍速ザッピング
インプット2 若い女性に人気の店&飲み屋めぐり
インプット3 異分野の人の講演&展覧会
インプット4 ノンジャンルでDVD&CDを買い込む
インプット5 プライベートな「壁打ち」
インプットをノートに書き出す
ノート術1 スケッチブックにアイデアを描き出す
ノート術2 会議で出たすべての発言をメモ
ノート術3 火知りとの壁打ちを記録
ノートとアイデアが密接にリンク

第6章 縄文サラリーマンのすすめ

サラリーマンだからできることがある
上司のために仕事をしない
縄文人タイプと弥生人タイプ
カマス理論から考える組織のあり方
上司が部下にできるのは、〝場"を与えること
愛情がなければ人の心に入っていけない
対談 佐藤可士和×佐藤章 ものづくりはコミュニケーション・時代を動かす源泉は個人×個人
「チビレモン」をやって独立を決めた
目に見える〝クリエイティブな部分"は氷山の一角
〝背骨"がシャンとすれば消費者の見る目が変わる
信頼関係の前提は、ビジョンを共有できるかどうか

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(立ち読みできるページ
はじめに P9.10
第1章 P18.19
第3章 P68-70
第4章 P102-105
第5章 P124-127
対談 P172-175