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  • 化粧する脳
  • 著者:茂木 健一郎
  • 定価:¥714 (税込)
  • 出版社:集英社
  • ISBN-10:4087204863
  • ISBN-13:978-4087204865
  • 発売日:2009/3/17

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目次

まえがき

第1章
顔は口ほどにものを言う

  • 心の窓としての顔
  • 顔色をうかがう高度な知能
  • 他者の立場で考える
  • 微笑の謎
  • 顔は脳のモニターである
  • 人間の本質を映す合わせ鏡
  • 「見た目で判断」は「顔が命」
  • コンピューターは会話が苦手
  • 八方美人は知性の証
  • 鏡を通して<わたし>を統合する
  • 他人を知ることは、自分を知ること

第2章
化粧は鏡であり、窓である

  • 日々の化粧が強化学習に
  • 顔に化粧することは脳に化粧すること
  • 自分の顔こそが、死角である
  • 顔を映す鏡、心を映す鏡
  • 化粧をした顔は、他人の顔
  • 自分の顔をつくるのは、他者の視線
  • 化粧はソーシャルパスポート
  • 朱に交われば、赤くなる
  • いきいきと生きていくために

第3章
美女と野獣

  • 美は剣よりも強し
  • 過剰は美なり
  • 美を生み出すバブルの構造
  • 脳を活性化させるバブル
  • 顔の美
  • 男性脳と女性脳
  • 見られることの欲望
  • 行動主義的化粧

第4章
饒舌と沈黙のあわい

  • わたしを責めることは、神を責めることだ
  • 現実と仮想に引き裂かれた顔
  • 本質は目には見えない
  • 表象は真実の模倣に過ぎないのか
  • 覆う、隠す、秘する
  • 饒舌と沈黙のあわい
  • 秘密を抱く女性は美しい
  • エロスは隠すことで生まれる
  • 聖なる峻別――小津安二郎の毒

第5章
そして世界は、明るくなった

  • 智慧の鏡
  • 鏡の起源
  • 無意識の意識化
  • 倫理を映し出す神の鏡
  • 自分の心の鏡を信じられるか
  • 無私を得る鏡
  • 精神、言説、文化の化粧
  • 文化淘汰で日本が生き残るために

鏡や化粧を通した自己認知 恩蔵絢子

特別座談会「化粧を生きる」という視線

あとがき