■こんな方いませんか・・・?
□ 毎日、会社と自宅の往復で将来に漠然とした不安がある
□ 自己紹介で仕事のことしか話せない
□ 社会人になってからの友人がいない
□ だらだらしているうちに、休みの日が終わっている
毎日遅くまで働き、ヘトヘトになって帰宅。週末は昼過ぎまで寝て、日中もゴロ寝。あまりテンションが上がらず、持ち帰ってきた仕事をグダグダしながらこなしていると、いつの間にか、アニメ『サザエさん』のあのテーマが流れてくる時間に…。
なんて方、結構多いのではないでしょうか。
本来、休日は仕事から離れリフレッシュするためにあるもの。
家で引きこもって、仕事をしていてもストレスが溜まる一方です。
そんなときこそ
“休活”の出番なのです!
■“休活”とは何か・・・?
休活とは以下の2点が特徴です。
(1)休日に、あなたがいちばん好きな活動をすること
(2)休日に、好きなことを通じて出会う人とのつながり・広がりをたいせつにすること
例えばこんなことが挙げられます。
・勉強会に参加する・・・
デキるビジネスパーソンならもう既に参加しているだろう「勉強会」。業界・業種の壁を越えた様々な人たちが集っており、新たな知見を得たり、人脈作りに適しています。本書の著者・大田正文さんも「日本経済新聞を読む朝食会」「日経ビジネスアソシエ倶楽部」など5つの勉強会・交流会を主宰しています。
・ボランティアをしてみる・・・
仕事とは全く違ったことをしたいときは、ボランティアがお勧め。例えば、自分の住んでいる街で行われている地域清掃や、公民館でのお祭りの参加などを通して、住んでいる地域の顔馴染みを増やすことができます。またわざわざ遠くまで出かけなくても良いというのも地域ボランティアの良いところ。
・スポーツ観戦に行く・・・
野球にサッカーなど、スポーツ観戦も立派な休活の1つです。得点を入れたとき、ファインプレーをしたとき・・・そこに一体感が生まれ、もし一人で観戦していたとしても、終わる頃には知り合いも出来ているはず。もちろん、スポーツクラブに参加するのも休活です。野球好きが集まって草野球チームを作る!なんていうのもいいですね。
■休活をして何が変わるのか?
☆第3の「場所」を作ることができる
休活を行うことで、会社、家庭とは別の「第3の場所」を作ることができます。それには2つのメリットがあります。第一に、人生の基盤が安定すること。第二に、人生の可能性が増えることです。
会社と家庭、2つの基盤しかないとき、どちらか一方に問題が発生すると必ずもう片方にも影響を及ぼしてしまうことが多くあります。その基盤を3つに増やすことで人生のバランスがより強固なものになるのです。
続いて幅広い年齢や異業種の人々と交流ができる「第3の場所」。新しい知見を次々とインプットでき、人生の可能性を3倍にも4倍にも増やすことが可能だ。
☆パートナーとの絆を深める手段となる
もしあなたのパートナーが休活をしていた場合、あなたとパートナーがお互いの休活を認め合うと、その絆はより深まります。
2人とも休活のフィールドは違っていても「普段では絶対に出会わない多種多様な人と会って、自分の世界を広げる」という根底の価値観は共通しています。そして、お互いが休活で得たことを共有すること自体が、夫婦のコミュニケーションとなります。
仕事の愚痴を聞くよりは、相手の楽しかった話のほうが聞いて楽しいですよね。
他にもメリットたくさんの「休活」。仕事と家庭だけが人生じゃない!
毎日の激務で疲れているときは、休日の中の少しの時間で休活を行い、リフレッシュしてみませんか?
(新刊JP編集部)
←前に戻る