「成功」と「失敗」の法則
  • 書籍名:「成功」と「失敗」の法則
  • 著者名:稲盛和夫
  • 出版社:致知出版社
  • 価格:1,050円

目次

著書プロフィール

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「人間はこの世に生を受けたときは原石のようなものであり、後天的に磨き上げることではじめて、光り輝く宝石のようなすばらしい人格者になることができる。」本書の著者であり、一代で京セラという企業を成長、成熟させた稲盛和夫氏は本書の冒頭で述べている。

ストイックなまでに「成功」とは何か、どうすれば「成功」を手中にできるのかを考え抜いた著者の姿はどこか求道的で、果たして現代という時代に即する姿勢であるかどうか考えてしまいそうになる。しかし、稲盛氏ほどの成功は、自分を厳しく律することなしには手に入らないということは紛れもなく事実だろう。

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新刊JP編集部がオススメする生き方本8選

  • 書籍タイトル:修身教授録
  • 著者名:森 信三

本書には、教育者、哲学者として名高い森信三氏が昭和初期に行った修身の授業をまとめている。「修身」は、戦前の道徳教育の要として学生が生き方を学ぶ場だったが、戦後は廃止されてしまった。
本書では、森信三氏による深い智恵が学生のためにわかりやすく語られており、生きるとは何か、学ぶとは何かを教えてくれる。昭和初期の内容にも関わらず、全く古びるところがない。少々分厚いが、項目事に内容が分かれているので、是非少しずつでも読み進めて欲しい。
(新刊JP編集部)

いまをどう生きるのか

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  • 書籍タイトル:いまをどう生きるのか
  • 著者名:松原 泰道 五木 寛之

101歳の仏教者松原泰道氏と、76歳の作家五木寛之氏という、生き方の達人同士の対談。
まず、松原泰道氏の前で五木寛之氏が「自分は若輩者である」と言うところがユーモア にあふれている。ブッダの生きた時代を前提に物語のように経典を読む話や、五木寛之氏 のインドへの旅とブッダとの邂逅の話は、単なるエピソードを超えた深い生への視座を宿 す。生き方を考える大きなヒントが得られる対談だ。
(新刊JP編集部)

  • 書籍タイトル:君たちはどう生きるか
  • 著者名:吉野 源三郎

本書は、15歳の主人公コペル君が日常の中で様々な疑問に直面し、それに対し、コペル君の叔父さんが「おじさんNOTE」で教訓を与え、コペル君が成長していくという形で話が進められていく。
少年、少女向けに書かれているので読みやすく、幅広い年齢層から多くの支持を集めており、初版は1937年と古い作品だが、現在でも読み継がれている名著だ。「どう生きるか」というタイトルに込められた意味を、じっくりと探って欲しい。
(新刊JPニュース編集部)

  • 書籍タイトル:人生論
  • 著者名:トルストイ

トルストイは19世紀のロシアの小説家で、『戦争と平和』や『イワンのばか』など多くの名著を残している。本書の冒頭は愚痴にも似たトルストイの怒りから始まる。科学に対する痛烈な批判―果たしてこれは人生論なのだろうか、と悩む。しかし、途中からその色は穏やかになり、愛と理性を重んじ、そこから人の生きる意味を探っていく。少々難解であるともいわれる本書だが、それだけに重みのある「人生論」が詰まっている一冊だ。
(新刊JP編集部)

  • 書籍タイトル:幸福について―人生論
  • 著者名:ショーペンハウアー

幸福には誰でもなれると語る人間は数多いが、彼らの大部分は本書を読んだ経験があるのではないだろうか?19世紀から読み継がれてきた名作中の名作。人間という、未だ謎の多い生き物について、その精神活動と実体活動の関連について深く切り込んでいる。
哲学書は難解だという理由で敬遠されがちなものだが、こういった本を最後まで読むことができるということは、自分自身ときちんと向き合うことができるということと無関係ではない気はしないだろうか。
(新刊JP編集部)

  • 書籍タイトル:小さな人生論
  • 著者名:藤尾秀昭

本書は「人生の道標」「己を尽くす」「生を深める」「人物を磨く」「運命を削る」「小さな人生論」の6章から成る。「人生の道標」では、最澄や安岡正篤、高杉晋作などの言葉を引用しながら、人生の道標たりえる古典や、教育についてを説く。
「人物を磨く」では、豊田良平や松下幸之助、稲盛和夫などのエピソードから、人間学とは何か、そして、人間力の養い方を教えてくれる。
『小さな人生論』の第1巻目だけあり、人間学のベースが詰まった1冊だ。

自助論 知的生きかた文庫

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  • 書籍タイトル:スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫
  • 著者名:サミュエル スマイルズ

「努力でクマも踊り出す」―これは、一歩ずつ着実に人生を進まなければ偉大な成果は得られないという意味のフランスにあるいいまわしだ。本書は多くの例を挙げながら勤勉、努力、忍耐、誠実などの重要性を述べ、自らを助ける論が展開されている。1858年に出版され、明治維新直後に「西国立志編」として日本に紹介され、当時の青年たちを中心に親しまれ、近代日本の基礎を作る上で大きな影響を与え、現在でも多くの支持を集めている。
(新刊JP編集部)

  • 書籍タイトル:人生の短さについて 他二篇
  • 著者名:セネカ 訳:茂手木 元蔵

本書は表題作の「人生の短さについて」と「心の平静について」「幸福な人生について」の3編から成り、2000年近く前に書かれている。表題作である「人生の短さについて」では、長生きをしても必ずしも充実しているとは限らず、本書の中に「よく生きれば人生は十分に長い」とあるように、人生の充実度に重きを置いている。
仕事に生きる人、趣味を楽しむ人、人それぞれ価値観は違うが「人生の充実度」は皆望んでいるだろう。本書はその道しるべとなる一冊だ。
(新刊JP編集部)

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