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脳が悦ぶと人は必ず成功する
新刊ラジオを聴く

書誌情報

著者名: 佐藤富雄
出版社: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
ページ数: 208ページ
ISBN-10: 4901491792
ISBN-13: 978-4901491792
価格:1,260円(税込)
発売日: 2008/6/26

目次情報

はじめに

第1章 混迷する時代を生きる味方はどこにいる?

・わたしが確立した「アイデアがどんどん出る魔法の会議」
・なぜ、皆がアイデアを出すようになったのか?
・人生を変えてしまう「アイデア」は誰でも生み出せる!
・最も原始的な脳のパワーに火をつける
・大脳優先の思考があるから、何もひらめかない!
・意外や意外、わたしの成功原動力となったもの
・ただ「頑張る」では、やる気がなくなってしまう
・先行きの見えない時代の強力な武器は「ひらめき脳」

第2章 成功する人はただひらめいているだけ

・アイデアは「海馬」から? 
・脳の「自動目的達成装置」の力を使いこなす
・脳はもともと「ひらめく」ようにできている 
・仕事に恋愛、うまく行っている人の脳に起きていること
・「ひらめき」にとって最もマイナスになるものとは?
・未来に対して、常に楽天的なモチベーションを持つ
・言葉の力で「ひらめき脳」を動かしていく
・「ひらめき脳」のスイッチを“入れっぱなし”にしておくには?

第3章 「ひらめき脳」はこうしてつくる

・“モチベーション満開状態”を意図的につくりだすには?
・わたしたちは「歩き続けた」からこそ、生き残ることができた 
・「歩くほどにアイデアが出る」脳の法則 
・ウォーキングすることで、頭もよくなる 
・楽しく歩かなければ意味はない! 
・脳に「刺激」を与えていますか? 
・“独房の犯罪者状態”で、いいアイデアが生まれるわけがない!
・「非日常」が、画期的なアイデアを生むのはなぜか

第4章 よりひらめくためにできること

・誰だって子どものころは「ひらめき」の達人だった
・ネオテニーの効果を使いこなす
・「子どものような気持ち」を持ち続けるとどうなるか?
・すべての興味を肯定する 
・「仕事」という言葉に、とらわれていませんか? 
・生活にもっと「遊び」を取り入れてみる 
・自分自身を成長させる遊びの秘密とは? 
・一人の時間を楽しむことができるか? 
・「仕事」と「遊び」に境界線はない 
・わたし自身の頭の中で起こっていること

第5章 「ひらめき脳」が悦び続ける毎日をつくる

・人は、まったくの偶然に何かを「ひらめく」ことはない
・「ひらめき」は関心のないことからは生まれない 
・アイデアのために、「情報収集」なんて必要ない! 
・「ひらめき」の土台は、“いま現在の自分”にある 
・「いま」を出発点にして未来を描く 
・「現在の自分」を肯定しよう 
・「ひらめき脳」がワクワクする環境を用意しよう
・仕事に必要なアイデアは、快適さがないと生まれない

第6章 お付き合いの中にこそ高次元のひらめきがある

・人の力を借りて「ひらめき」を引き出す方法 
・関係が「楽しい」からこそ、アイデアは生まれてくるもの
・わたしが「人脈の達人」になれた理由 
・おもてなしこそ「ひらめき脳」を鍛える好機
・他人に対する投資を、出し惜しみしない
・最高の結果は、謙虚な人にめぐるもの 
・「ありがとう」を口ぐせにしてしまう 
・「ひらめき脳」の力を信じきる
check_point
・発売1ヶ月足らずで6刷決定!

         ・脳を活発化するキーワードは「ワクワク」だった!

         ・「ひらめき脳」で仕事も私生活も上手くいく!楽しくできる生活習慣術
book review
「最近、自分イケてないな~」
と思っているビジネスパーソン、挙手。
では、この問いに挙手してしまった皆さんにもう1つ、質問する。
「最近、わくわくしたことはありましたか?」
この問いにもし、「はい」と答えられなければ要注意だ。
ちょっと自分の生活を一度顧みたほうが良いだろう。良いアイデアも浮かばない、私生活も停滞気味…とくれば、仕事にも私生活もさらにマイナスのスパイラルに陥ることになる。その前に、なんとかせねば。
本書にはそんな悩める全てのビジネスパーソンに贈る、「脳の活性化術」が書かれている。
脳を活性化する方法といえば、「脳トレ」であるとか「脳を鍛える」があげられるが、著者の佐藤富雄氏の考えるそれは、トレーニングといった類のものではない。「脳をわくわくさせること」だ。
「わくわく」の気持ちは脳に刺激を与える。
例えばこんな経験をしたことがないだろうか。職場にとても魅力的な異性がいるとしよう。そうすると毎日職場に行きたくなるし、「仕事でアピールしよう」とおもえば必然的に頑張るようになる。
これは一つの例だが、こうしたように生活のなかでの「わくわく」を増やせば、仕事も私生活も「頑張ろう」という気持ちがでてきて脳が活性化する。 仕事はモチベーション次第でその成果が左右されるというが、そのモチベーションの出所は必ずしも「仕事」である必要はないし、もちろん「仕事」に直結するひらめきは「仕事」の中で生まれるというわけでもない。日常的な「わくわく」の積み重ねが、脳を活性化させ、「イケてる」あなたに変身させるのだ。
不安社会と呼ばれる現代。そんな今の時代に決定的に足りないのは「わくわく」の気持ちなのかも知れない。
interview
新刊ラジオのパーソナリティーでお馴染みのブックナビゲーター・矢島雅弘が著者である佐藤富雄さんの書斎を訪れ、インタビューを行いました。なんとその場所は熱海! 海が見える書斎で、本書の内容やご自身が経験してきた「わくわく」を存分に語って頂きました。
profile

佐藤富雄(さとう・とみお)


作家、生き方健康学者。
スピール・ハーレ大学(ルーマニア)教授、ルーマニア名誉領事。
心と体の制御関係について研究をすすめ、科学から捉えた人生100年時代の生き方論を提唱。
特に、大脳・自律神経系と人間の行動・言葉の関連性から導き出した「口ぐせ理論」が話題を呼ぶ。
全国各地で講演も多く、「口ぐせ理論実践塾」のセミナーは絶大な人気を誇っている。
主な著書に『あなたが変わる「口ぐせ」の魔術』(かんき出版)『ぜったい幸せになれる話し方の秘密』(スリーエーネットワーク)『ちょっとした習慣であなたの人生は変わる』(フォレスト出版)『大富豪になる人のお金の使い方』(大和出版)『50歳からの勉強法』(海竜社)など多数。