皆さんは、自分は何のために仕事をしているか考えたことはありますか？

自分が生きていくため、守るべき家族のため、自己実現のため、などさまざまな答えが返ってくると思いますが、本書の著者であるはづき虹映さんはこう言います。

仕事は目的を達成するための手段であって、目的自体にはなり得ません。
「生きること」「命を輝かすこと」が主役であって、仕事は脇役に過ぎないのです。（p25より引用）

仕事を通して何を経験し、どこを目指すのか。
目指すべきところに達するために「仕事」があるのです。

本書では、『誕生日占い』などで著名なはづきさんが、「数」の概念をコーチングに導入し、読者に「心のコーチング」を行ってくれています。

「仕事とは何か」「どう仕事に向き合えばいいのか」そんな、根源的な部分から読者を導き、「仕事」を通して幸せになるまでの道筋を示してくれています。 そこには１から９のライフサイクルがあります。

１　始める　２　支える　３　生み出す　４　続ける　５　変化する　６　育む　７　休む　８　受け取る　９　手放す

このサイクルは最終ゴールがありません。手放せばまた始まります。
この１から９のサイクルの循環こそが、あなたの人生をより豊かなものにしてくれるのです。

「仕事って何だろう」と悩んでいる方をはじめ、全てのビジネスパーソンに手に取って欲しい一冊です。
（新刊JP編集部）