だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1823回 「起業1年目の教科書」

画期的なアイデア、夢・ビジョン、ビジネスモデル、お金、すべてなくても大丈夫!上手くいっている起業家の多くはそんなもの持っていなかったのです!多くの起業家の相談に乗り、自身も起業している著者が本書で明かすのは、起業に本当に必要な「成功への階段を、無理なく一歩ずつ踏み出す方法」。起業前の準備段階から、起業後の具体的な行動指針まで、先人の知恵を盛り込んだ一冊です。(提供・かんき出版)

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起業とは高いハードルを設定してスタートするものではない!

こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。

今回ご紹介する、今井さんが書かれた本のタイトルは「起業1年目の教科書」。

まさに、専門家ならではの一冊といえるでしょう。

しかしながら、今井さんは、自身の起業1年目は散々なものだったと振り返っています。

セミナーを開催しても思うように人が集まらず、数百万円を投資して制作した商品はほとんど売れず、ネット広告につぎ込んだ資金は一瞬で消えてしまう、そんな、胃の痛みと闘いながらの苦しい1年目を過ごしたそうです。

ここから脱却したきっかけは、「他人に貢献するためにビジネスを楽しむこと」だったと今井さんは語ります。

そして、そのことを様々な切り口から伝え続けていらっしゃるそうで、まさに、この本もその今井さんの「他人への貢献」の一つの形と言えるでしょう。

というわけで、コチラの本。

起業に興味のある方、すでに起業している方には特にオススメなのですが、起業に興味のない方にも、ちょっとお聞きしたいことがあります。

皆さんは「起業とはハードルの高い大きなチャレンジだ」と、勘違いしていませんか?

そう、勘違いなんだそうです!

また、起業するためには、「画期的なアイデア」や「大きな夢・ビジョン」、「斬新なビジネスモデル」や「潤沢な資金」。

こういったものが全て必要だと思っていませんか?

必要ないんだそうです!

じゃあ、起業ってどんなもので、どうすれば上手くいくのでしょうか?

今回は著者の今井孝さんをスタジオにお招きして、お話を伺っていきます。

◆著者プロフィール 著者の今井孝さんは1973年大阪生まれ。 株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング代表取締役。 かつては大手IT企業に約8年間在籍し、新規事業を成功させるなど、会社員としてご活躍されていました。 その後、独立しセミナー等を開催。 このセミナーには9年連続で毎回300人以上が参加し、トータルでは5000人以上もの人が参加したという人気講師です。 また、マーケティングに関するさまざまな教材が累計3000本以上購入されるなど、延べ3万人以上の起業家にノウハウや考え方を伝えてきた方でもあります。

起業1年目の教科書