だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1844回 「目は10秒でもっとよくなる! ──すぐできる目ヂカラの強化書」

日本でも数少ない眼精疲労の専門医が著した、忙しい人のための「10秒エクササイズ」の本。近視や老眼の予防や改善という健康面だけでなく、まぶたの開きや目の周りのクマやシワの改善など、美容面での効果もある画期的なエクササイズです。パソコンやスマホの使用、あるいは加齢による目の疲れ・衰えを感じている方は一読の価値があります!(提供・自由国民社)

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まずはあなたの「目ヂカラ」をチェック!

こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。

さて、今回ご紹介します森岡清史先生の本。

タイトルは「目は10秒でもっとよくなる!」

10秒!?

なかなか印象的なタイトルですね。

内容としては、森岡さんの提唱する目ヂカラをアップさせる「10秒エクササイズ」。

そしてそれに付随する眼精疲労や目の周りの知識を紹介されています。

本書を読む上での最初のポイントは「目ヂカラ」という言葉ではないでしょうか?

眼光が鋭い人などを指して「目力」という言葉を使うことはありますが、本書ではこの「目ヂカラ」という言葉、美容的な意味と健康的な意味を併せて使われています。

どういうことかと言いますと……

まず美容的な意味としては、このエクササイズをすれば「瞳がキレイに見える」「目(まぶた)がパッチリと開く」「目の周りのクマやシワが気にならない」など、顔の印象を良くする効果があるとのこと。

そして健康的な意味としては、「眼精疲労になりにくい」「ドライアイになりにくい」「パソコンやスマホを長時間見ても疲れない」など、目に関する健康問題に効果があるとのことです。

そんな「目ヂカラ」ですが、ここでみなさんの「目ヂカラ」を簡単にチェックしてみましょう。

本書にある「目ヂカラチェックリスト」全12項目で、当てはまるものがいくつあるか実際に数えてみて下さい。

1.いつも目が充血している

2.まぶたが常に重い感じがする

3.上まぶたが下がってきているような気がする

4.目の周りのクマ、しわが気になってきた

5.目が疲れやすくなった

6.近視が進んだようだ

7.最近、近くが見づらくなった

8.頭痛、肩こりがひどい

9.ドライアイ用の目薬が手放せない

10.睡眠時間が短いと思う

11.いつもストレスを感じている

12.朝食は面倒でとらないことが多い

いかがでしたか?

4個以上当てはまった人は、要注意だそうです!

詳しいお話を伺うため、今回は著者の森岡清史(もりおか・きよし)さんの眼科医院にお邪魔してきました!

◆著者プロフィール 森岡清史さん。吉祥寺森岡眼科院長。 浜松医科大学医学部卒業後、東京大学大学院を修了された医学博士の方です。 平成7年に吉祥寺森岡眼科を開設し、平成11年には院内に眼精疲労治療室を設け、数少ない眼精疲労の専門医として治療にあたっています。 また、山本化学工業とバイオラバーアイマスクを開発された方でもあり、最近ではめがねのパリミキと酸素めがねの開発をコラボレーションされています。

目は10秒でもっとよくなる! ──すぐできる目ヂカラの強化書