企業はその成長、発展のためにさまざまなマーケティング手法を用いているが、個人で経営している店舗においては、そのような戦略的なマーケティングノウハウが行き渡っていないのが現状だ。
事実、基礎体力で劣る個人経営店ほどきめ細かく計画的な集客、顧客管理が必要なはずだが、同業他店の見よう見まねでやっており、なかなかうまくいっていないという店は多いそうだ。
本書『となりの[エステサロン]が儲かっている本当の理由』では、エステサロンのケースを通しながら、個人経営にマッチした集客法や固定客増の施策、また、一プレイヤーとしての自分の価値を高める方法を紹介している。
小回りがきき、細やかなサービスができるという小規模店の強みを最大限に活かした集客や、プレイヤーとしての自分をブランディングすることで店舗の価値を高めるその手法は効果的かつ的確で、エステティシャン以外にも、歯科医、公認会計士など、個人経営の多い業種には全て応用できる内容となっている。
念願の独立開業を果たしたが今のところあまりうまくいっていない、という人はその原因を探り改善するために、また、今後独立して自分の店を持ちたい、という人は、開業してから慌てることのないように、ぜひ手にとって読んでほしい一冊だ。
(新刊JP編集部)
はじめに
第1章 繁盛サロンとがっかりサロン
第2章 儲かるサロンのビジネスモデル
第3章 エステサロンの課題とチャンス
第4章 エステティシャンのブランディングとは
第5章 継続的に情報発信する具体的ノウハウ
第6章 流行るサロンのノウハウを学ぼう