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「FGHファミ通ゲーム白書2008」内容を立ち読み

今回、ファミ通ゲーム白書2008編集長のご厚意で、レポート内容を一部立ち読みできるようになりました!皆さん、是非ご覧下さい!

目次

国内ゲーム市場総括データ

2007年 国内ゲーム市場総括データ

DSが市場を牽引、据え置き機も普及が進む

2007 年のハード市場は、数量ベースで前年比111.1%、金額 ベースで125.0%と、2006 年に続いて拡大した。市場を牽引した DS は、2006 年よりやや落ち着いたものの、DS・DS Lite 合計 で714.3 万台を販売。PSP は、9 月に薄型モデルが発売されたこ とにより、前年比155.3%と大幅に台数を伸ばした。一方、2006 年末に発売されたWii とPS3 はソフトの充実もあり着実に成長を遂 げている。特にWii は、年末商戦に登場した「Wii Fit」により一気 に普及が進んだ。また11 月には、税込で4 万円を切るPS3 の 40GB モデルが登場し、ソフトを2 本同梱した「Xbox 360 バリュー パック」が発売されるなど、各ハードとも話題が豊富であった。

ソフト市場は本数・金額ともに微減に

 2007 年のソフト市場規模は、数量ベースで前年比98.2%、金 額ベースで99.1%と微減した。しかし、2006 年を52 週(2006 年1月2 日~ 12 月31 日)として比較すると、金額ベースの前年 比は102.7%となる。引き続きソフト市場の主役はDS だが、本数・ 金額ともに前年から大きく上下していない。2006 年のランキング で上位を占めた「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」や「New スーパーマリオブラザーズ」に匹敵するタイトルは発売されなかっ たが、逆に言えば幅広いタイトルが充実してきたことの表れである。 一方で据え置き機は、PS2 のソフト市場が前年のおよそ半分程度 まで縮小しているが、Wii・PS3・Xbox 360 の新世代据え置き機 がカバーする形となった。

2007年 ハード・ソフト市場規模推移(上・下半期別)