新刊JPインタビュー企画「加藤鷹に聞け!」─奥義直伝 オルガスムス取得7日間エクササイズ─発売記念

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「この仕事が好きなんだ」は、その仕事をやった後に言う言葉

―新刊JPのユーザー層は20代半ばから30代の男性が多いのですが、最後にこのインタビューを読んでくださっている皆さんに一言、メッセージをお願いします。
加藤:僕がホテルで営業マンに入りたて、つまり新人だったとき、副支配人に次ぐ営業成績2位という成績をあげました。でも2位になったからといって、地位や給料があがるかというとそんな時代ではありません。
じゃあ何故僕がそんなに頑張ったのかというと、ただ負けず嫌いなだけなんですよね。皆さんも、そういうハングリー精神を仕事で出せば良いんです。今の僕があるのは、そういう精神や勝ち目がなくても、向かっていく姿勢があったからこそだと思います。
セックスには勝ち負けではなく、自分とセックスした相手が「良い」と思うかどうかということだけしかありません。セックスのやり方なんて十人十色で違います。そのなかで、相手のことを深く知っていくことで、「良くない」を「良い」に変えていくことが出来るんです。
これは社会でも同じです。今の人たちは「自分が望んでいる環境でしか良い仕事ができない」と言いますが、それは大きな間違いです。自分がどこに放り込まれたかということより、放り込まれた場所にどういう人間がいるかということを知ることで、自然にいやすい環境を作ることが出来ます。
思うんですが、「望んでいる環境」なんて永久にたどり着かないのではないでしょうか。実際入ってみないと分かりませんし、「好きな仕事」だと思っていても実際やってみないと分かりませんよね。それは、始める前に言う言葉ではなくて、経験した後に言う言葉です。始める前に、「望んでいた環境」やら「好きな仕事」なんて本当に分かるはずはないと思います。
だから、とにかく働くこと。それが大事なことなんだと思います。そこからいろんなことを学習していけば良いんです。僕自身、ホテルの営業マンも、「とりあえずやれ」って言われて「え?やるんですか?」って答えたところから始まっていますからね。