表紙
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「僕には、川端康成の「眠れる美女」の一場面が浮んでいた。裸の美少女が真紅のビロードに包まれ静かに眠っていて、死期を意識した老人たちが静寂の中に、それをじっと凝視している、あれである。変と言えば、まったく変であった。・・・続きを読む

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「杉田成道さんは風情のよい男だ。風情の内情がこれほどの苦労とは思わなんだ。他人の苦労は実に面白く、おかしい。これに哀しみが降りかかっているから一級の小説だ。」 ――伊集院静 「この世に生きる者は皆、死者に見守られている。そのことの尊さを伝えてくれる物語。」――小川洋子

書店員さんから、「願わくは、鳩のごとくに」へのメッセージ

ここには、著者が手掛けるドラマ以上の、ドラマがあった。
<市岡陽子・喜久屋書店北神戸店>
先祖代々、子々孫々、多くの友人・仲間に育まれていることへの感謝が湧き出てきました。すべての生命に感謝を!…それにしても、67歳のお父さんの初々しい、すがすがしさは何だ。
<井上哲也・高坂書店>
歴史は偉大な人物だけのものではない。全ての人に必ずあるのだなあと思い知らされた。
<上村祐子・楽天ブックス書籍バイヤー>
男の悲哀コモゴモ+たくましさ+家族の愛情。久し振りにリアルな男のたくましさを感じた一冊。
<小川誠一・マルサン書店仲見世店>
どんなドラマよりも劇的で、おかしくて、やがて悲しい…これはあの国民的ドラマの演出家が、愛する妻と子に宛てた、壮大な“Family Tree”の物語。
<小野公裕・紀伊國屋書店新宿本店>
水のように切っても切れない――そんな家族がもっともっと世界中に増えますように。
<佐藤真・有隣堂小田原ラスカ店>
家族の絆を感じ、自分も早く家族を作りたい、とさえ思ってしまった。家族のカタチって本当、色々あるんだなあ。
<白井恵美子・紀伊國屋書店新宿本店>
上司との関係に悩んでる方に是非お読み頂きたい。上司との距離が縮む一冊になるかもしれません。その人も自宅へ帰れば、一人のおじさんです。
<洞本昌哉・ふたば書房>
何よりも家族の絆、ルーツの大切さが描かれていて、読み終わったとき、自分のルーツを辿ってみたくなりました。
<浜崎弘江・今井書店との町典>
死と生、そして又、生。しかし人間は必ず引き継がれ繋がっている。誰にも避けて通れないテーマだ! 読まないとゼッタイソンだ。
<渡部松徳・江崎書店>

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