だれかに話したくなる本の話

自信がない人でも「脈ナシ」を「脈アリ」に変えられる恋愛テク3選

コロナ禍になって以来、ステイホームで孤独を感じ、マッチングアプリなどを通して出会いを求めているという声をよく聞くようになりました。

もちろん、出会いの方法はマッチングアプリだけではありません。友人や知人に紹介をしてもらったり、今は難しいかもしれませんが出会いの場に行ったりしている人も少なくないでしょう。

しかし、運よくマッチングをしても、その後うまくことが運ばないこともあるのが恋愛です。
LINEを交換したまではいいものの、相手からの反応に脈が感じられない、いわゆる「脈ナシ」の状態でどうしていいのか分からない。嫌われたくなくて距離を縮めることができない。適切な告白のタイミングがいつなのか分からない…。などなど、悩みは尽きません。

『モテる人の恋愛科学』(ひろと著、KADOKAWA刊)では、そんな「敏感さん」たちに捧げる、心理学に基づいたモテテクニックを紹介しています。ここでは本書から、相手との関係が恋愛に発展するためのテクをご紹介しましょう。

■「脈ナシ」を「脈アリ」に変えるLINEの返信タイミングとは?

「いい感じだな」と思っている相手と毎日LINEをやりとり。安定した関係を築けているように思えますが、そのままやり取りを続けても「友だち関係」から進展はしません。

もし、先に進みたいのであれば、このルーティーンを崩し、相手の感情を揺さぶりましょう。そのひとつに「返信をする日」と「未読スルーして返さない日」を作るという手があります。相手は「毎日LINEがきていたのに、今日はきていない」と気になり、それを脳が「好意があるから(自分は)気にしているんだ」と錯覚します。そうすることで、あなたに意識を向かわせることができるのです。

ただし、相手のLINEを丸1日放置することになるため、頻繁に使うことはリスキーと著者のひろとさん。使うのは週1回までとアドバイスしています。

■確実にOKされるデートの誘い方とは?

デートに誘いたいけれど、断られるかも…。そんな不安から、なかなかお誘いできないということはありませんか? そんな人に試してほしいのが本書で紹介されている「OKされる誘い方」。

これは具体的には「ストーリー」を利用するという方法です。
脳は物事を決断するときにストーリーを必要とします。それは別の言い方をすると「言い訳」。たとえば、お泊りをする時のよくある言い訳として「終電をなくしたから」というのがあります。脳はラクしてトクする道を選びたがるため、「自分から泊まりたいと言えない」「帰ろうか迷っている」というストレスから解放されたくて、この言い訳に飛びついてしまうのです。

デートに誘うときもこれが有効。言い訳になるものといえば、「前々から行きたいと言っていた場所」「共通の趣味」「共通の用事」といったものが挙げられます。また、「たまたま2人とも暇だった」というのも言い訳にはなりますが、理由としてはちょっと弱いので、「前々から行ってみたいところがあって、その日どちらも空いていたから」など、他の言い訳と組み合わせると効果的です。

■告白するなら16時以降の黄昏時が有効!

デートを重ねて、いざ告白。でも、相手にOKされるか分からない。成功率を少しでもアップするためのテクニックとして、「告白は16時以降の黄昏時に行う」というものがあります。
これは、人間は夕方から夜にかけて、疲れや暗さのせいで思考力や判断力が著しく低下するという性質を逆手にとって、相手からの「イエス」を引き出すというもの。

一方、一番やってはいけないのは「いつ告白しよう」とグズグズすることです。成功の見通しが不透明でも、テクニックを使いつつ可能性を底上げし、早めに勝負をかけるべきだとひろとさんは述べます。告白して受け入れてもらえれば、それが本当のスタート。チャンスを逃さないようにしましょう。

 ◇

恋愛に自信がなく、相手の気持ちが分からずに困っているという人もいるでしょう。相手が好きであればあるほど不安な気持ちを抱くかもしれません。

でも、恋愛は自分から動いていかなければ進展はしません。そして、少しでも相手に受け入れてもらう可能性を高めるために、努力をしなければいけません。そのためにあるのが本書の恋愛テクニック。もちろん、テクニックを駆使すれば確実というわけではないですが、「どうしたらいいのか分からない」という時の行動の指針になるはずです。

(新刊JP編集部)

ひといちばい敏感さんが、我慢なし!不安ゼロ!で恋愛無双する全テクニック モテる人の恋愛科学

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科学のテクニックを恋愛に応用できるように解説した恋愛本

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