だれかに話したくなる本の話

第2回日本翻訳大賞に『素晴らしきソリボ』と『ムシェ 小さな英雄の物語』

優れた日本語の翻訳作品に贈られる「日本翻訳大賞」の第2回大賞受賞作が4月11日、発表された。大賞は『素晴らしきソリボ』(パトリック・シャモワゾー著、関口涼子、パトリック・オノレ訳、河出書房新社刊)と『ムシェ 小さな英雄の物語』(キルメン・ウリベ著、金子奈美訳、白水社刊)の2作品。

「第2回日本翻訳大賞」は、2014年12月から2015年12月までに発行された日本語の翻訳書(再刊、復刊、選考委員の訳書を除く)を対象に、読者推薦と選考委員による無記名の推薦から15冊を選定。さらに第二次選考で5冊にしぼられ、最終選考で大賞が選出された。選考委員は金原瑞人氏、岸本佐知子氏、柴田元幸氏、西崎憲氏、松永美穂氏の5人。

大賞に選ばれた『素晴らしきソリボ』は仏領マルティニーク出身のパトリック・シャモワゾーによって執筆され、「口承文学と記述小説の出会い」とミラン・クンデラから絶賛を受けた。『ムシェ 小さな英雄の物語』はバスク文学の旗手による長編小説で、ロバート・ムシェというベルギー人の若者を中心に物語が展開する。

大賞授賞式は4月24日に開催される。詳細は日本翻訳大賞公式ウェブページにて。

(新刊JP編集部)

■日本翻訳大賞公式ウェブページ
https://besttranslationaward.wordpress.com/