だれかに話したくなる本の話

インスタで映える! 秋の読書を彩る「落ち葉型オリジナルしおり」を作ってみた

インスタ映え。
それは間違いなく今年を代表する言葉であり、こうしている今も世界中の若者たちが「いいね」を求めて街を彷徨っている

ぜひ、この流行に乗っかりたい私、ハチマル。

新刊JPは本をテーマにしたサイト。とすれば、「インスタ映えする栞」というのはどうだろうか。

イメージはこんな感じ。**「外で読書をしていたら、本の間に葉っぱが挟まっちゃった」**という「読書の秋あるある」な構図だ。

本物の葉っぱを拾ってきてもよいが、今回はあえて葉っぱから作りたい。
拾ってきた葉っぱを挟むだけでは記事にならないのだ。

まず布を葉っぱの形に切る。(布はフチがほつれないように、あらかじめ糊入れをしておく)
とりあえず、いろんな形をいろんな布で切っておいた。

専用の染料でそれっぽく着色。一色で染めずに、グラデーションや濃淡をつけるのがポイント。

茶色く染めたうす絹を5㎜幅に切り、28番ワイヤーに巻く。真ん中の白いワイヤーが巻く前で、巻いた後が左だ。布を巻いただけなのに、枝のような雰囲気が出た。

葉っぱとうす絹(葉っぱの色に合わせてあらかじめ染色)の間に、ワイヤーを挟み、ボンドで貼る。
このとき葉っぱとワイヤーは、うす絹に対してバイアスに貼る。

次に葉脈を付けて、葉っぱの質感を出したい。
一筋ゴテという道具を使い、模様を描く。やけどに注意!

**「本に挟まっていたらインスタ映えしそうな葉っぱのしおり」**の完成だ!

うん!それっぽい!!!!
このまま本を閉じてみると……

めっっっっちゃかさばる!!!!!!!!

何という事だ。葉っぱの質感にこだわるあまり、栞としての役割がまるで果たせていない。
どうやら布の選択が良くなかったようだ。

先ほどよりも薄くて柔らかい、サテンの生地でつくってみた。

挟んだ感じも問題なさそうだ。
布がボンドで程よく硬くなり、枯葉を挟んだ時のやや耳障りなカサっとした音もする。

使い勝手はとても悪いが、見た目は完全に葉っぱだ。
インスタで映えること間違いなしである。

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興味がある方はぜひチェックをしてほしい。

メディア芸術祭が開催されているオペラシティにて。休憩のカフェでパニーニとグラニータ&マンガ部門大賞の「BLUE GIANT」 (オオムラ) #BLUEGIANT #ブルージャイアント #石塚真一 #メディア芸術祭 #マンガ #manga #segafredo #カフェ #読書 #本 #bookstagram #booklover #book #新刊JP

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(文章:ハチマル)

この記事のライター

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ハチマル

本業はデザイナーだが、成り行きで記事を書くことに。
好きなジャンルは時代小説・手芸本。

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