だれかに話したくなる本の話

飲み会大好き男気上司が、お金もたまらず部下から敬遠されるワケ

「若いころ、よく上司に飲みに連れて行ってもらって励ましてもらい救われた。自分もその立場になったのだから」

男気あふれる部下思い。45歳の近藤さんは独身で、現在“そこそこのポジション”に。
当然給料も上がっているはず。ですが、なぜかお金が貯まりません。

『となりの家のざんねんなお金の話』(横山光昭著、あさ出版刊)は、そんな「なぜかお金が貯まらない」人たちの“ざんねんポイント”を知り、反面教師として自身の家計を考える本です。

著者の横山さんはこれまで1万5000件以上のお困り家計を見てきた家計再生コンサルタント。
今回の近藤さんのケースのように、男気サラリーマンがお金を貯められない原因の一つとして「交際費」が大きい事があるようです。
近藤さんは交際費を「仕方なくて必要な支出」だと考えていたようですが、横山さんによればそれは勘違いだといいます。

今は上司が部下を飲みに誘わなければならなかったり、おごったりしなければならない時代ではありません。
連れて行かれる側である若者たちが、まったく違った価値観を持っている場合もあります。

「おごるから飲み会に付き合えって、楽しくもないし、ほんと迷惑な話だよなぁ」
「仕事はきちんとやっているんだから、プライベートの時間まで奪わないでほしい」
「説教ばかりでつまらない。仕方なく付き合っているのに気づかないんだよなぁ」

近藤さんの部下ではありませんが、若者の中にはこうした意見があるのも事実です。
飲み会自体が面白くないものになってしまっている事にも問題はありそうですが、お酒をおごられるよりも自分の時間を大切にしたい若者もいるのです。

大きな出費をして「ありがた迷惑」だと思われていては割に合いません。近藤さんは出費を見直し、自宅での食事を増やしたそうです。

他にも本書には「『子どもに苦労はさせたくない』といって教育費破綻!」や「「保険の無料相談」に踊らされ、乗り換え貧乏!」など、お金にまつわる残念な“あるある”が掲載されています。
「自分は大丈夫」だと思わずに、人のフリ見てお金を増やす。あなたの家計も見直してみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)

となりの家(うち)のざんねんなお金の話

となりの家(うち)のざんねんなお金の話

1万5000件以上のお困り家計から見えてきた"ざんねんあるある"。

この記事のライター

新刊JP編集部

新刊JP編集部

新刊JP編集部
Twitter : @sinkanjp
Facebook : sinkanjp

このライターの他の記事