だれかに話したくなる本の話

強すぎる感受性に苦しむ人のための心が楽になる考え方

強すぎる感受性に苦しむ人のための心が楽になる考え方(*画像はイメージです)

「周りに機嫌が悪い人がいると緊張してしまう」
「他の人が受け流せるようなことが心に引っかかって落ち込んでしまう」
「何かあるとすぐに動揺して、取り乱す」

日常生活でこんなことはありませんか?
もし当てはまるなら、あなたはもしかしたら「H S P」かもしれません。

「H S P」とは「Highly Sensitive Person」の略で、普通の人よりも感受性が強く、繊細な人のことを指します。他人のちょっとした変化に気づいたり、物事の細かいところまで気を配れたりと、「繊細さ」にはいい面がたくさんある一方で、対人関係で疲れやストレスを溜めやすかったり、細かいところに目が行きすぎて、やるべき作業がなかなか進まなかったりすることも。「敏感なセンサー」は諸刃の剣なのです。

では、繊細すぎて悩みやストレスを感じている人は、「細かいことは気にしない!」と、自分の鋭さや細やかさにフタをして、少しばかり「鈍感な人」を目指すべきなのでしょうか?

「HSP」で「ひきこもり」だけど私は元気です。

「HSP」で「ひきこもり」だけど私は元気です。

日本では数少ないHSP専門カウンセラー武田友紀氏と、
ひきこもりイラストレーターかほり氏による対談コミックエッセイ。

漫画家アシスタントをしていたかほりは、
謎の体調不良や激しい動悸などの異常を感じながらも
「仕事をしなければならない」と自分に言い聞かせて仕事を続けていた。
しかし、そんな無理が長続きするはずはない。
やがて電車に乗ることや他人と接することに恐怖を感じるようになり、
外出もできないひきこもり状態に陥ってしまう。

心も体もボロボロになったかほりだが、
後に自身がHSP(とても繊細な人)と知り、
HSPがハッピーに生きていく方法を模索していく。