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言いたいことがキチンと伝わる説明力の基本 「言いたいことがキチンと伝わる説明力の基本」

著者インタビュー

◆コミュニケーションがうまくいかないのは「伝えたい! という意識の希薄さ」が原因

Q、 本書を執筆することになったきっかけから教えてください。

A、弊社アンドワークスは人材育成の会社です。全国の皆様から多岐にわたるご依頼を受けさせていただくなかで、説明力・表現力に悩んでいる方が非常に多いことに気づきました。 私たちが持っているノウハウが、多くの方の説明力や表現力を高める一役を担えればうれしいと思い、本書を執筆することとなりました。

Q、 どのような方に読んでほしいとお考えですか?

A、 「自分は説明がヘタ」「説明が上手になりたい」・・・「でも説明上手になるための方法がわからない」という方にはぜひ読んでいただきたいです。他の本にはない【基本的な部分】から【知ったことが身につくための工夫】までがこの本にはあります。

Q、 本書の内容をマスターすることでどのような部分が変わると思いますか?

A、 説明するということは、話すことが目的ではなく、相手に理解してもらう・伝わることが本当の目的です。その目的を遂行するために、【なにを?どのように?】説明すれば良いか?ということが頭の中で(話す前に)整理できるようになります。

Q、 「説明ができない」「コミュニケーションがヘタ」になる原因でもっとも多いものはなんですか?

A、先ほども少しお伝えしましたが、相手に理解してもらいたい! 伝えたい! という意識の希薄さが原因として多いです。 相手を中心に考えると、なにを知りたいか?どうすれば伝わるか?を考える習慣が身につきます。それが、話す前に頭の中を整理するという習慣になるわけです。

◆「違い」は「間違い」ではない

Q、 人に説明をしたり、お話をしたりと、コミュニケーションを取るうえで、もっとも気をつけなければいけないことはなんだと思いますか?

A、 相手を踏まえて頭の中を整理することです。
 ・相手の質問や説明を理解して整理する
 ・相手に理解してほしいことや伝えたいことを整理する

Q、 本の内容とは少しそれてしまうかもしれませんが、 現在、「ゆとり世代」の新入社員が話題になっています。 「ゆとり世代」とコミュニケーションをするうえで、 どのようなことに気をつけなければいけないとお考えですか?

A、「違い」は「間違い」ではないということです。「違い」を知ることで、どれがベストなのか?を考えることができます。 「ゆとり世代」と「ゆとり世代ではない世代」との発想や考えが違っていたとして、おたがいが「相手の言い分は間違っている」と思わないこと! それがコミュニケーションの中では大切ですね。

Q、本書の「一番のウリ」はどの部分でしょうか。

A、 知ったことをすぐに自分で使ってみる!ということができる部分です。
 ・解説を読んだ後に設問を自分で解いてみる
 ・第1章で知ったことを第2章で使う。第1章と第2章で知ったことを第3章で使う
 テキストブックスタイルにしていることで、インプットしたものをすぐにアウトプットできます。 それにより「身につく」=「説明上手になる」スピードがとても速まります。

Q、 最後に読者の皆様にメッセージをお願いします。

A、誰でも最初は本書の中の山田太郎君からスタートします。本書が福山先輩のような役割を果たし、本書を読んでいただいた方が福山先輩のような存在になっていただけたら、私たちはとてもうれしいです。説明上手になるための説明力の基本をマスターして、自分も周りも笑顔になれる未来を目指してください。 そして、本書では書ききれなかった、表現力(共感を創り出す力)を向上させたい方に向けた研修プログラムを実施中です。お気軽にお問い合わせください。

あなたの説明力はどれくらい?