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「私」から始まる科学の世界へ
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あなたにもわかる
相対性理論
茂木健一郎

アインシュタインによって発表された「相対性理論」。脳科学者である茂木健一郎氏が、そんな相対性理論の最もスリリングな部分を分かりやすく解説。アインシュタイン入門書としても最適。

なぜ飼い犬に手を
かまれるのか
―動物たちの言い分― 日高敏隆

日常で目にする動物の謎に迫る一冊である本書は、動物好きなら必ず楽しむことができる。学問的でなくエッセイ風に書かれ ているため、肩の力を抜いて読むことができる。カラスは漢字を区別できるのを知っていましたか?

環境を知るとはどういうことか
―流域思考のすすめ―

養老孟司

岸由二

神奈川県三浦半島に広がる「小網代の森」の散策から始まる本書では、環境保全運動の展開や岸由二氏が「流域思考」を解説してくれる。自分の住んでいる地域を知ることから、地球全体を見渡す壮大な思考が詰まった一冊。

サイエンス・ワールド新書とは?

PHPサイエンス・ワールド新書 解説

「なぜだろう?」
「どうしてだろう?」

最近、こんな風に思ったことがあるだろうか。 ビジネスパーソンにとって、こうした好奇心は必要不可欠である。なぜならば、こ うした「なぜ」「どうして」という好奇心から自分なりの問いを立て、それを解き明 かし、新しい知識や自分だけのものの考え方を導き出して、はじめて新しい価値 を創造することができるからだ。

そうした好奇心をくすぐる新書シリーズが、PHP研究所より創刊された。

「PHPサイエンス・ワールド」新書と名づけられた本シリーズは、その名の通り、 サイエンス、つまり「科学」にスポットをあて、読者を知の世界へと旅立つ手伝い をしてくれる。
「科学」は人間にとって必要不可欠なものであるはずなのに、未だに「遠い世界」 と感じてしまっている人も多いだろう。本書はそうした感覚を全て吹き飛ばしてく れる、新しい新書シリーズなのだ。

PHPサイエンスワールド新書
「私」から始まる科学の世界へ
2009年9月25日創刊!

[判型・定価など]
●新書判  172×110ミリ 並製  192~240ページ
●定価    840円~945円(税込)
●発刊時期 毎月22日発売  9月創刊月のみ25日発売
●発刊点数 毎月2~3点刊行 創刊月のみ5点


「PHPサイエンス・ワールド新書」発刊にあたって

「なぜだろう?」「どうしてだろう?」――科学する心は、子どもが持つよ うな素朴な疑問から始まります。それは、ときには発見する喜びであり、 ドキドキするような感動であり、やがて自然と他者とを慈しむ心へとつな がっていくのです。人の持つ類いまれな好奇心の持続こそが、生きる糧 となり、社会の本質を見抜く眼となることでしょう。
そうした、内なる「私」の好奇心を、再び取り戻し、大切に育んでいきた い──。PHPサイエンス・ワールド新書は、「『私』から始まる科学の世 界へ」をコンセプトに、身近な「なぜ」「なに」を大切にし、魅惑的なサイ エンスの知の世界への旅立ちをお手伝いするシリーズです。「文系」「理 系」という学問の壁を飛び越え、あくなき好奇心と探究心で、いざ、冒険 の船出へ。


※現代社会は理系のアタマで乗り越えろ!

●科学のホットな話題について、さらに深く知りたい人。
●ビジネスの現場で科学の知識が必要とされている人。
●子どもの「なぜ?」にきちんと答えてあげたい親世代。
●これから理科系に進みたいと考えている中学生・高校生。


※身近な「なぜ」「なに」を約200頁に凝縮!

●「文系」「理系」の壁を越えた文理融合の幅広いテーマと執筆陣。
●客観から主観へ。執筆者の考えや主張を大胆に述べ、問題を提起する。
●人間くさいヒューマンドラマ、真偽をめぐる論争や競争も描く。
●楽しく分かりやすい図版やイラスト、写真を多用。(2色刷・4色刷も有り)


推薦の言葉

養老孟司

文理融合を目指す新書、ということだが、もう文理を分ける発想はやめ たほうがいい。
本気で物事に取り組もうとするのなら、文科も理科も関係ない。自分が 文科系か理科系かなどということにこだわるのではなく、知っていて当 たり前のことを知っておいたほうがいいですよ。

茂木健一郎

科学は自分とは関係ないと思っている人ほど、じつは科学という薬を必 要としています。科学はこの世の真理を究明する学問でもあるし、自分 を客観的に遠くから見るという、メタ認知の学問でもあるからです。科学 の食わず嫌いは本当にもったいない。PHPサイエンス・ワールド新書を 通して、人類の叡智と文明を支えるものとの幸福な出合いをぜひ果たし てください。

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