だれかに話したくなる本の話

憂うつな気分に落ち込みやすい人のためのカンタンエクササイズ

「会社に行きたくない」
「上司の顔を見るのも嫌だ」
などなど「やらなければならないこと」と「やりたくない気持ち」の間で憂うつな気分になることは誰にでもあるもので、なぜそんな気分になるのかというと、それは未来のことを考えてしまうから。それも、ただ先のことを考えるだけでなく、「未来に時間旅行」をしてしまうから憂うつになってしまうのだ。

■憂うつな気分に落ち込みやすい人のためのカンタンエクササイズ

『憂うつデトックス - 「未来の不幸な自分」が幸せになる方法 -』(大嶋信頼著、ワニブックス刊)では、「憂うつな気分になるのは先のことを考えるから」というテーマに、憂うつな気分からどんどん元気になっていく方法を紹介する。

憂うつな気分になってしまう人の特徴は、「今の自分」から幽体離脱するように「他人の生活」が見えてしまうことだという。そして、「今の自分」からタイムスリップして、未来の不幸な自分をリアルに観察することができてしまうこと。

「今」ではなく、「過去」や「未来」へと時空を超えた旅をしてしまうために、今の自分に満足して感謝する気持ちが持てなくなる。他人の幸せそうな生活と比較して、自分の惨めさを嘆き悲しむということをしてしまうのだ。

ならば、「成功の未来」を想像すればいいのか。
ただそもそも、本書では未来は想像するものではなく、すでに存在しているものだとしている。大きな木の枝のように、いくつも先が分かれていて、成功する未来もあれば、失敗してしまう未来もあるというイメージだ。先々の分岐点でどれを選択するかで未来は変わる。さらに、自分の選択だけではなく、誰と出会うかなどでも全く結果が違ってくる。

未来はひとつではなく、いくつも存在し、未来で失敗した自分が犠牲になって、「成功の未来」というのが選択肢として存在する。「成功の未来」とは、自分の想像力で作り出すものではなく、「未来に既に存在している自分」なのだ。

想像力は必要なく、「成功の未来」と思うだけで、脳は時間を超えて、未来の成功した自分の脳へと繋がり、成功した自分の感覚を確かめることができる。同様に、「自分は失敗しちゃうかも」と思ってしまったら、簡単に「失敗の未来」につながってしまう。そうならないためにも、「未来の自分」と頭の中で唱えて、未来の自分につながったという感覚を頼りに、さまざまなことを選択していくと、「成功の未来」にいつしか辿り着くことができるのだという。

憂うつな気分を晴らしたい。そんな人は、本書を参考に憂うつデトックスしてみてはどうだろう。

(T・N/新刊JP編集部)

憂うつデトックス - 「未来の不幸な自分」が幸せになる方法 -

憂うつデトックス - 「未来の不幸な自分」が幸せになる方法 -

先々の嫌なことを考えすぎると現実になる!!まずは29の質問であなたの憂うつ度を診断。未来を見るのはもうやめよう。「先に進めない」がなくなる。

この記事のライター

現在調査中…

T・N

ライター。寡黙だが味わい深い文章を書く。SNSはやっていない。

このライターの他の記事