だれかに話したくなる本の話

【「本が好き!」レビュー】『外来生物のきもち』大島健夫著

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【「本が好き!」レビュー】『外来生物のきもち』大島健夫著

(この記事は、書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」レビュアーの休蔵さんによる書評です。

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本書は詩人として活躍されている大島健夫氏が外来生物のきもちを代弁した読み物です。

大島健夫氏は2016年、ポエトリー・スラム・ジャパン2016の全国大会に出場し優勝。 その後フランスのパリをはじめベルギー、イスラエル、カナダの詩祭やポエトリー・スラムなどに出場している詩人です。

そんな詩人であるいっぽう、子どものころから生きものが大好きで、房総半島の里山を中心に時間を見つけては生きものの観察をしています。

そしてときにはネイチャーガイドとして里山の生きものの魅力を訪れる人々に伝えています。

そんな大島氏が外来生物になりきってその外来生物のきもちを想像しながら話を進めます。

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外来生物のきもち

外来生物のきもち

本書は詩人として活躍されている大島健夫氏が外来生物のきもちを代弁した読み物です。

そんな大島氏が外来生物になりきってその外来生物のきもちを想像しながら話を進めます。

なぜ外来生物がはるばる日本にやってくることになったのか、そして広く生息するようになったり、駆除されたりと、人間に翻弄されながら生きている今の外来生物のきもちを代弁します。