だれかに話したくなる本の話

世界が注目する「昆虫食」で「コオロギ」が注目されるワケ

世界が注目する「昆虫食」で「コオロギ」が注目されるワケ(*画像はイメージです)

最近、スーパーマーケットのお菓子売り場で「コオロギせんべい」「コオロギチップス」など、コオロギを使ったスナック類を見かけることが増えた。

昆虫食というと、人によっては「絶対ムリ!」となるが、日本でもイナゴなどが古くから食べられてきたわけで、昆虫食の文化がないわけでもない点は周知の事実だろう。しかし、なぜ今昆虫食で、なかでも「コオロギ」なのか?その理由を教えてくれるのが『最強の食材 コオロギフードが地球を救う』(野地澄晴著、小学館刊)である。

最強の食材 コオロギフードが地球を救う

最強の食材 コオロギフードが地球を救う

「食糧危機に瀕している人口は世界で1億5000万人を数え、前年比で2000万人増。この傾向は今後も続く」と国連が警鐘を鳴らしています(2021年5月時点)。

こうした状況で脚光を浴びているのが「昆虫食」、なかでも「食用コオロギ」に注目が注がれています。