だれかに話したくなる本の話

【「本が好き!」レビュー】『文豪と印影』西川清史著

提供: 本が好き!
【「本が好き!」レビュー】『文豪と印影』西川清史著

(この記事は、書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」レビュアーのくにたちきちさんによる書評です)

秘蔵写真多数! 170の印影から見える130人の文豪の素顔
かつて本には「検印」が捺され、 作品を書き上げたあと文豪たちの「一番最後の仕事」は自分の本にハンコを捺すことだったーー。 病床でも「印譜」を見たいと話した夏目漱石や、遺書にも「印鑑」について記した芥川龍之介。 大好きな荷風にとっておきの「印鑑」を贈った谷崎潤一郎に、「検印」の小説を書いた菊池寛など 130人の文豪たちの170の印影をエピソードとともに収録。 「ハンコ文化」が失われつつある今、「ハンコと文豪」の切ってもきれない関係に迫る。

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文豪と印影

文豪と印影

秘蔵写真多数! 170の印影から見える130人の文豪の素顔

かつて本には「検印」が捺され、 作品を書き上げたあと文豪たちの「一番最後の仕事」は自分の本にハンコを捺すことだったーー。

病床でも「印譜」を見たいと話した夏目漱石や、遺書にも「印鑑」について記した芥川龍之介。 大好きな荷風にとっておきの「印鑑」を贈った谷崎潤一郎に、「検印」の小説を書いた菊池寛など 130人の文豪たちの170の印影をエピソードとともに収録。
「ハンコ文化」が失われつつある今、「ハンコと文豪」の切ってもきれない関係に迫る。