だれかに話したくなる本の話

職場で「残念な人」と思われるNG会話とは

職場で「残念な人」と思われるNG会話とは(*画像はイメージです)

「会議での報告資料、作っておいてね。急ぎじゃないからゆっくりでいいよ」

上司からこんな指示を受けたことはないだろうか。

指示を受けた部下としては「資料を作ること」「急ぎではないこと」を把握する。ただ、「急ぎではない」を真に受けて週内に作ればいいと思っていた部下に対して、上司の方の「急ぎではない」は「今すぐではないが、今日中にはほしい」を意味していたりする。結果、部下は上司の欲しいタイミングで資料を用意できず、上司の信頼を失うことになる。

もちろん、〆切を明確に設定しなかった上司も悪い。しかし、「急ぎではない」というあいまいな言葉をそのままにしておいた部下も悪い。こうした会話の「ズレ」によって信頼関係が損なわれたり、評価が下がるパターンはどの職場でも起きている。

キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ

キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ

「話が長い」「脱線する」「何を言いたいかわからない」など、「仕事で避けたい話し方」をやめるコツを紹介するのが本書。誰もがやりがちな、ぼんやり話したり、聞いたりする点を直し、仕事で正確かつ円滑にコミュニケーションを取るための「上手な聞き方」「確認の仕方」「質問の仕方」「話の展開の仕方」などを4コマ漫画を交えてわかりやすく具体的に紹介します。